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FXシステムトレード評判

シストレ24は儲からなかった?2012年の実運用から考える選択型FX自動売買の難しさ

2019年6月12日

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

私は2012年、インヴァスト証券が提供していたFX自動売買サービス「シストレ24」を実際の資金で運用していました。

2012年1月5日に証拠金30万円、3つのストラテジーを選んでリアル運用を開始しています。

ただ、結論から書くと、私はシストレ24で利益を残すことができませんでした

当時の記事では「数十万円の損をした」と書いています。

一方で、シストレ24を実際に使った経験そのものは、その後さまざまなFX自動売買を比較・検証するうえで大きな経験になりました。

特に強く感じたのが、過去に成績の良かったストラテジーを選べば、その後も利益が続くとは限らない」という選択型自動売買の難しさです。

この記事では、2012年のリアル運用経験をもとに、なぜ私がシストレ24でうまくいかなかったのか、そしてその後なぜリピート系FXを長く検証するようになったのかを振り返ります。

なお、シストレ24はすでに2021年3月にサービスを終了しています。

私は2012年にシストレ24を30万円でリアル運用した

 

私のFX自動売買のスタート地点は「シストレ24」です。

2012年1月5日、証拠金30万円を入金し、3つのストラテジーを選んでリアル運用を開始しました。

開始から約1週間後の2012年1月13日時点では、口座残高は330,408円まで増えています。

ところが、その翌週には287,824円まで減少しました。

その後、2012年4月17日には証拠金預託額30万円、4ストラテジーで仕切り直した記録も残っています。

最初の短期間だけを見ても、30万円から33万円台まで増えたあと28万円台まで減るなど、口座残高は大きく動きました。

シストレ24のリアル運用、書籍「コピートレードFX はじめの一歩」の執筆、インヴァスト証券本社取材、その後のフルオート検証までの記録はこちらにまとめています。

インヴァスト証券のシストレ24を2012年から実運用|FX自動売買の原点・本社取材・フルオートまで

 

シストレ24で儲からなかった一番の理由はストラテジー選びの難しさ

 

シストレ24では、数多く用意された自動売買プログラム「ストラテジー」の中から、自分が利用するものを選びます。

これだけ聞くと簡単に思えます。

過去の成績が良いストラテジーを選んで、あとは自動売買に任せればいいようにも見えます。

しかし、実際に運用して私が感じたのは、「どのストラテジーを選ぶのか」が非常に難しいということでした。

過去の成績が良かったからといって、そのストラテジーが今後の相場でも同じように機能するとは限りません。

相場環境が変われば、それまで好調だったストラテジーの成績が悪化することもあります。

そして成績が悪化したときには、「もう少し待つのか」「別のストラテジーへ入れ替えるのか」という新しい判断が必要になります。

自動売買なのに、結局その入口と出口では利用者自身の判断が必要になる。

これが、私が選択型FX自動売買を難しいと感じた大きな理由です。

 

ThirdBrainFXのような人気ストラテジーも永遠に好調ではない

 

シストレ24初期の代表的な人気ストラテジーの一つがThirdBrainFX(サードブレインFX)でした。

私が2012年当時のブログに残していたデータでは、ThirdBrainFXの豪ドル円を42.4%の顧客が選択していた時期もあります。

私自身もThirdBrainFXを含む複数のストラテジーを実際に動かしました。

ただし、多くの利用者から選ばれていることと、その後も利益を出し続けることは別です。

好調なストラテジーでも相場環境が変われば成績は変化します。

シストレ24を使ったことで、私はかなり早い時期に「バックテストや過去実績だけを見て自動売買を選ぶ危険性」を経験しました。

この考え方は、現在でもFX自動売買を評価するときの基本になっています。

 

売買ロジックを自分で把握しにくいことも難しかった

 

もう一つ、私がシストレ24を使って難しいと感じたのが「なぜそのタイミングで売買するのかを利用者側が把握しにくい」ことです。

選択型自動売買では、ストラテジーごとに売買ロジックがあります。

しかし、利用者がそのロジックのすべてを理解しているわけではありません。

そのため成績が悪化したときに、

  • 一時的に相場環境が合わないだけなのか
  • そのストラテジーの優位性自体が弱くなったのか
  • いつまで使い続けるべきなのか

という判断が難しくなります。

私はこの点を、その後自動売買サービスを選ぶ際にもかなり意識するようになりました。

 

フルオートが登場しても「何を選ぶか」の問題は残った

 

シストレ24はその後も改善が続き、2016年には「フルオート」が登場しました。

フルオートでは、利用するストラテジーの選択や入れ替えまで一定のルールに基づいて自動化します。

利用者自身が一つ一つストラテジーを入れ替える負担を減らすという意味では、大きな進化でした。

私はリアル運用終了後もシストレ24を追い、2016年から2017年にかけてフルオートの週次成績や採用ストラテジーなどを継続して検証しています。

ただし、ここで追っていたフルオート成績は研究データであり、私自身のリアル口座損益ではありません。

そしてフルオートになっても、利用者側には「どのフルオートを選ぶのか」という判断が残ります。

自動化する範囲を広げても、自動売買の仕組みそのものを選ぶという問題まで完全になくなるわけではない。

これはシストレ24を長く追っていて感じたことです。

 

「自動売買=何もしなくていい」ではない

 

シストレ24の経験から学んだことの一つが、自動売買だから何もしなくていいわけではないということです。

注文そのものはシステムが自動で行います。

しかし、利用者側には少なくとも、どの仕組みを利用するのか、どのくらいの資金を入れるのか、いつ見直すのかという判断が残ります。

これはシストレ24だけの話ではありません。

トライオートFX、ループイフダン、トラッキングトレード、トラリピ、松井証券FXなど、その後私が実際に利用してきたFX自動売買でも、資金管理や設定の見直しは必要でした。

自動で注文してくれること」と「自動で利益を出し続けてくれること」は全く別です。

 

その後、私は売買の仕組みが見えやすいリピート系FXを長く検証した

 

シストレ24の後、私は複数のFX自動売買を実際の資金で利用しました。

2014年にはトライオートFXを100万円でリアル運用開始。

2016年にはループイフダンとトラッキングトレード、2018年にはトラリピ、2023年には松井証券FXの自動売買をリアル口座で運用しています。

その中で長く検証するようになったのがリピート系FXです。

リピート系FXにも当然リスクがあります。

実際、私自身もフラッシュクラッシュやレンジ抜けによる大きな含み損、損切り、強制ロスカットまで経験しています。

それでも選択型自動売買との大きな違いとして、私は「どの価格帯で、どのように注文を繰り返すのかを把握しやすい」ことを評価しています。

注文レンジ、値幅、最大ポジション数、売買方向などを確認しながら、自分でリスクを考えやすいからです。

そもそもリピート系FXがどのような仕組みなのか、メリット・デメリットや運用のコツはこちらで解説しています。

リピート系FXとは?仕組み・メリット・デメリットと運用のコツを実経験から解説

ミラートレーダー」のようなストラテジー選択型と、「ループイフダン」「トラリピ」のようなリピート系FXで、売買判断や設定の考え方がどう違うのかはこちらで比較しています。

ミラートレーダーとは?ループイフダン・トラリピとの違いと現在の選び方【FX自動売買】

現在の主要なリピート系FXについてはこちらで比較しています。

リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】

 

リピート系FXなら儲かるという意味ではない

 

ここは重要です。

私がシストレ24よりリピート系FXを長く検証してきたからといって、リピート系FXなら儲かる」という意味ではありません

私はリピート系FXでも大きな損失や強制ロスカットを経験しています。

リピート系FXは注文ルールが分かりやすい一方で、設定したレンジから為替レートが大きく外れると含み損が増えやすく、複数ポジションを保有することで必要証拠金も増えていきます。

大切なのは、どの自動売買なら絶対に勝てるか」を探すことではありません

自分が利用する仕組みを理解し、どのような相場で損失が増えるのかまで把握したうえで資金を配分することだと考えています。

 

シストレ24は2021年にサービス終了

 

インヴァスト証券は2020年12月、シストレ24の事業終了を発表しました。

シストレ24は2021年3月11日にサービスを終了しています。

私はサービス終了までリアルマネーで運用していたわけではありません。

リアル運用はそれより前に終了しています。

ただし、その後もサービスの機能追加や改善、フルオートなどを継続して追い、最終的なサービス終了まで見届けました。

私にとってシストレ24は、単に「儲からなかった過去のサービス」ではなく、2012年からFX自動売買を実際の資金で経験するきっかけとなったサービスです。

 

まとめ|シストレ24で儲からなかった経験もその後の自動売買検証につながった

 

私は2012年1月、30万円でシストレ24のリアル運用を開始しました。

その結果、利益を残すことはできず、当時の記事には「数十万円の損をした」と記録しています。

しかし、シストレ24を実際に利用したことで、選択型自動売買には「過去成績の良いストラテジーを選ぶだけでは十分ではない」「成績が悪化したときの入れ替え判断が難しい」という課題があることを経験しました。

その後フルオートまで追ったことで、選択作業を自動化しても「どの仕組みを選ぶのか」という問題まではなくならないことも分かりました。

この経験が、その後のトライオートFXやリピート系FXの実運用・検証にもつながっています。

シストレ24そのもののリアル運用、本社取材、書籍執筆、フルオートまで含めた記録はこちらです。

インヴァスト証券のシストレ24を2012年から実運用|FX自動売買の原点・本社取材・フルオートまで

現在利用できる主要なリピート系FXを比較したい方はこちらをご覧ください。

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※本記事は過去に提供されていたFX自動売買サービスの実運用経験を振り返ったものです。シストレ24はすでにサービスを終了しています。FXには為替変動、スプレッド拡大、レバレッジ、自動売買による複数ポジション保有などによる損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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