当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
FX歴18年(記事執筆時点)で、個人名義だけでも50を超えるFX会社・FXサービスで口座開設経験があります。
今回比較する「GMOクリック証券」と「DMM FX」についても、どちらも実際に口座を開設し、FX取引で利用した経験があります。
どちらも知名度の高い会社ですが、FX以外に利用できる投資商品、少額取引のしやすさ、株式との連携、トルコリラ円の取引条件などには違いがあります。
私は大手だからという理由だけでFX会社を高く評価することはありません。
この記事ではスペックを大量に並べるのではなく、実際に両社を利用した私が、何を重視するならどちらを選ぶのかを整理します。
株・投資信託・米国株・CFDまで含めるならどっち?
「GMOクリック証券」と「DMM FX」を比較するうえで、まず分かりやすい違いがFX以外の投資商品です。
「GMOクリック証券」では、FXだけではなく国内株式、投資信託、CFDなどを利用できます。
特に、一般的な投資信託まで同じ証券会社で保有したい方にとっては、「GMOクリック証券」に明確な選択理由があります。
一方、「DMM.com証券」では、「DMM 株」で国内株式だけではなく米国株式も取り扱っています。
「DMM CFD」もあるため、国内株式・米国株式・CFD・FXといった使い方ができます。
さらに「DMM FX」には、「DMM 株」で保有する対象の国内株式などをFXの証拠金として利用できる「DMMFX株券担保サービス」があります。
米国株式はDMMFX株券担保サービスの対象外なので、ここは分けて考える必要があります。
また、「DMM 株」には「つみたてかぶ」がありますが、これは株式累積投資であり、一般的な投資信託とは別のサービスです。
スノーキーの評価
国内株式・投資信託・FX・CFDなどを一つの証券会社で使いたいのであれば、私は「GMOクリック証券」を選びます。
一方、米国株式を取引したい方や、国内株式をFXの証拠金として活用したい方には「DMM.com証券」側にも明確なメリットがあります。
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少額からFXを始めるならどっち?
FXの取引単位にも違いがあります。
「GMOクリック証券」の「FXネオ」は、多くの通貨ペアで1,000通貨から取引できます。
一方、「DMM FX」は通常通貨ペアが原則1万通貨単位です。
ただし現在は、米ドル円・ユーロ円・英ポンド円・豪ドル円の主要4通貨ペアにミニ通貨ペアがあり、1,000通貨単位から取引できます。
以前の「DMM FXは1万通貨から」というイメージと比べると、この部分は改善されています。
米ドル円など主要4通貨ペアだけを少額で取引したいなら、「DMM FX」でも1,000通貨から始められます。
ただし、1,000通貨から取引できる通貨ペアの広さまで考えると、少額取引の柔軟性では「GMOクリック証券」の方が使いやすいと私は考えています。
サービス改善については、この2社とも近年動きがあります。
「GMOクリック証券」では2025年にチェココルナ円、ポーランドズロチ円、ハンガリーフォリント円、豪ドルNZドルを追加しました。
「DMM FX」も主要4通貨ペアへのミニ・ラージ通貨ペア追加に加え、トルコリラ円、豪ドルNZドルを追加しています。
そのため、以前の印象だけで「どちらも何も変わっていない」と評価するのは正確ではありません。
スノーキーの評価
少額から幅広い通貨ペアを取引したいなら「GMOクリック証券」。
「DMM FX」も主要4通貨ペアは1,000通貨から取引できるようになり、以前より差は小さくなっています。
FXだけで見たときのGMOクリック証券とDMM FXの違い
私がこの2社をFX口座として見る場合、どちらにも「大手だから選ぶ」という評価はしていません。
「GMOクリック証券」については、主要通貨のFX取引、株式、投資信託、CFDなどをまとめられる点は便利です。
ただ、FXだけに絞ると、現在の私には「ここが突出しているからGMOクリック証券を使いたい」という部分は以前より見えにくくなっています。
一方、「DMM FX」については、私はGMOクリック証券以上に、FXだけで見たときの突出感を感じにくいです。
これは「DMM FXが悪い」という意味ではありません。
DMMという知名度の高いブランドがあり、主要4通貨ペアのミニ、株券担保、「DMM 株」「DMM CFD」との連携など、選ぶ理由はあります。
ただ、私自身が「FXをするためだけに積極的にDMM FXを選びたい」と思う決定打は、現時点ではあまりありません。
「DMM FX」の総合的な評判や、実際に利用して感じたメリット・デメリットはこちらで詳しく整理しています。
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DMM FXの評判は?実際に使って分かったメリット・デメリット
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トルコリラ円・スワップ投資ならどっち?
現在は「GMOクリック証券」「DMM FX」のどちらでもトルコリラ円を取引できます。
ただし、スワップ投資では直近の買いスワップポイントだけを見て会社を決めるのはおすすめしません。
長期保有する可能性があるため、スワップポイントの実績、建玉上限、スプレッド、スワップポイントの受払い方法なども確認する必要があります。
特に大きな違いが建玉上限です。
「GMOクリック証券」のトルコリラ円は、買建玉・売建玉それぞれ100万通貨が上限です。
一方、「DMM FX」のTRY/JPYは、通常の取引ルール上10,000Lot、1Lot=1万通貨なので、建玉限度数量は1億通貨です。
100万通貨を超えてトルコリラ円を保有する予定がある場合、「GMOクリック証券」では建玉上限が先に問題になります。
また、「GMOクリック証券」では、建玉を保有したままニューヨーククローズを迎えるとスワップポイントが余力へ反映され、現金として日々授受されます。
スワップポイントの再投資自体は可能ですが、未決済のままスワップ益の課税を後ろへ繰り延べるタイプの運用はできません。
長期間スワップポイントを再投資していく方にとっては、他社との違いとして確認しておきたい部分です。
「GMOクリック証券」のトルコリラ円の建玉上限やスワップの扱いはこちらで詳しく解説しています。
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GMOクリック証券のトルコリラ円は高スワップでも使わない理由|建玉上限・ロスカット手数料【FX】
すでに他社でトルコリラ円を保有していて、スワップの高いFX会社への乗り換えを考えている方は、スプレッドコストを何日で回収できるかまで計算して比較しておきたいところです。
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トルコリラ円のFX会社を乗り換えるべき?スワップ差・スプレッドコスト・回収日数を比較【2026年】
主要FX会社の最新のトルコリラ円買いスワップポイント、スプレッド、建玉上限はこちらの記事で原則毎週比較しています。
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トルコリラ円スワップポイント比較|主要12社の買いスワップ・スプレッド・建玉上限
スノーキーの評価
トルコリラ円の建玉上限だけで比較するなら「DMM FX」に大きな余裕があります。
ただし、私がトルコリラ円・スワップ投資そのものを重視してFX会社を選ぶなら、この2社だけで決めることはありません。
トルコリラ円・スワップ投資を重視する場合は、「セントラル短資FX」も有力な比較候補として見ています。
「セントラル短資FX」の取引条件はこちらで確認できます→セントラル短資FX
結局、GMOクリック証券とDMM FXはどっちがいい?
投資信託まで含めて国内の投資サービスをまとめたいならGMOクリック証券。
米国株式や株券担保を重視するならDMM.com証券。
この2社から総合的に一社選ぶなら、私はGMOクリック証券を選びます。
私が「GMOクリック証券」を選ぶ理由は、投資信託まで同じ証券会社で利用できること、主要4通貨ペア以外でも1,000通貨から取引できる通貨ペアが多いこと、国内株式・FX・CFDなどを含めて私の使い方ではまとめやすいことです。
「GMOクリック証券」が向いているのは、次のような人です。
- FXだけではなく国内株式や投資信託も利用したい人
- 投資信託の積立まで一つの証券会社へまとめたい人
- 幅広い通貨ペアを比較的少額から取引したい人
- FX・株式・CFDなど複数の商品をまとめて利用したい人
一方、「DMM FX」が向いているのは、次のような人です。
- DMMブランドやDMM.com証券のサービスを利用したい人
- 国内株式だけではなく米国株式も取引したい人
- 「DMM 株」で保有する対象国内株式などをFX証拠金として活用したい人
- 米ドル円など主要4通貨ペアを1,000通貨単位から取引したい人
- トルコリラ円で100万通貨を超える保有も考えている人
これは「DMM FXを選ぶ理由がない」という意味ではありません。
米国株式、株券担保、非常に大きなトルコリラ円の建玉上限など、目的によっては「DMM FX」の方が合う人もいます。
自分がFXで何をしたいのか、FX以外にどんな投資商品を使いたいのかを先に決めてから会社を選ぶことが重要です。
まとめ
「GMOクリック証券」と「DMM FX」は、どちらも知名度の高い会社ですが、ブランド名だけで選ぶ必要はありません。
投資信託まで含めてまとめるなら「GMOクリック証券」、米国株式や株券担保なら「DMM.com証券」、トルコリラ円の超大口建玉上限なら「DMM FX」という違いがあります。
この2社から総合的に一社選ぶなら、現在の私は「GMOクリック証券」です。
他のFX会社も含めて取引条件やサービスを比較したい方はこちらです。
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