当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
「SBI FXトレード」と「SBI証券」のFX。
どちらも「SBI」という名前が付いているため、「同じFXサービスなの?」「何が違うの?」「FXをするならどっちがいい?」と迷う方もいると思います。
しかし、この2つは別の会社が提供する別のFXサービスです。
私は「SBI FXトレード」については、実際に個人口座を開設してFX取引で利用した経験があります。
一方、この記事では「SBI証券」のFXを私が実際に利用したとはせず、2026年8月24日時点の公式情報をもとに取引条件を比較します。
先に大きな違いを挙げると、
「SBI FXトレード」は1通貨から取引できること、「SBI証券」の「SBI FX」は原則100通貨からで、39通貨ペア、レバレッジコースや株券担保サービスなどを利用できることが特徴です。
少額でFXそのものを試したいなら「SBI FXトレード」、SBI証券で株式も保有しながらFXを利用したいなら「SBI証券」という違いが見えてきます。
この記事では、取引単位、通貨ペア、スプレッド、レバレッジ、株券担保サービスなどを比較しながら、どちらが向いているのかを整理します。
※サービス仕様・取引条件は2026年8月24日に公式情報を確認しています。
SBI FXトレードとSBI証券のFXはどっち?先に結論
先に私の結論です。
少額からFXを試したいならSBI FXトレード
SBI証券の株式なども活用したいならSBI証券のFX
という分け方が分かりやすいです。
主な違いを比較すると以下のようになります。
| 比較項目 | SBI FXトレード | SBI証券 SBI FX |
|---|---|---|
| 提供会社 | SBI FXトレード株式会社 | 株式会社SBI証券 |
| 最低取引単位 | 1通貨 | 原則100通貨 |
| 通貨ペア | 34通貨ペア | 39通貨ペア |
| 1注文の最大数量 | 最大1,000万通貨 | 通貨ペアによって異なる・最大1,000万通貨 |
| 個人レバレッジ | 最大25倍・コース変更不可 | 1倍・3倍・5倍・10倍・25倍のコース |
| 株券担保 | なし | あり |
| 向いている人 | 少額取引・数量を細かく調整したい人 | SBI証券の株式なども活用したい人 |
「SBI FXトレード」の最大の分かりやすさは、やはり1通貨から取引できることです。
一方、「SBI証券」は、最低取引単位では「SBI FXトレード」に及びませんが、通貨ペア数やレバレッジコース、株券担保など、証券会社ならではの機能があります。
どちらが全面的に優れているという比較ではなく、何を重視するかによって選びやすいサービスが変わります。
1通貨と100通貨|少額取引ならSBI FXトレード
最も分かりやすい違いが最低取引単位です。
「SBI FXトレード」は、
1通貨から
FX取引ができます。
例えば米ドル円なら1米ドル、トルコリラ円なら1トルコリラという非常に小さな単位から取引できます。
一方、「SBI証券」の通常FX「SBI FX」は、2026年現在、原則100通貨からです。
100通貨でも一般的な1,000通貨・1万通貨と比べれば十分に少額ですが、
「とにかく最小単位で実際のFXを試したい」という目的なら、1通貨からの「SBI FXトレード」の方が使いやすい
と私は考えています。
私は「SBI FXトレード」を実際に利用した経験がありますが、現在も「1通貨」という取引単位は同社の分かりやすい特徴です。
ただし、1通貨から取引できることと、FXそのもののリスクがなくなることは別です。
取引数量を増やせば損益の変動も大きくなるため、少額取引を資金管理に生かすことが重要です。
「SBI FXトレード」の評判・メリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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SBI FXトレードの評判は?実際に使って分かったメリット・デメリット
「1通貨からFXを始められる会社」をSBIグループ以外でも比較したい方は、松井証券FXも候補です。「松井証券FX」は1通貨から取引でき、FX自動売買にも対応しています。
通貨ペアはSBI証券39・SBI FXトレード34
取扱通貨ペア数では、「SBI証券」の方が多くなっています。
2026年8月現在、
- SBI FXトレード:34通貨ペア
- SBI証券 SBI FX:39通貨ペア
です。
「SBI証券」は2026年8月3日から5通貨ペアを追加し、34通貨ペアから39通貨ペアへ拡充しました。
どちらも、
- 米ドル円
- ユーロ円
- 英ポンド円
- 豪ドル円
- トルコリラ円
- メキシコペソ円
- 南アフリカランド円
などを取り扱っています。
主要通貨だけを取引するなら、通貨ペア数だけで決める必要はないでしょう。
一方、より多くの通貨ペアから選びたい方にとっては、39通貨ペアの「SBI証券」が比較上のメリットになります。
スプレッドは単純にどっちが狭いとは言いにくい
FX会社を比較するときに気になるのがスプレッドです。
ただし今回については、「こちらの方がスプレッドが狭い」と一つの数字だけで結論を出さない方がよいと私は考えています。
「SBI FXトレード」では、注文数量によって提示レートやスプレッドが変わります。
2026年現在は、
- 1通貨~100万通貨
- 100万1通貨~300万通貨
- 300万1通貨~500万通貨
- 500万1通貨~1,000万通貨
の4区分があります。
つまり、取引する数量によって比較条件そのものが変わります。
さらに「SBI証券」については、2026年7月末の急激な相場変動を受け、2026年8月3日以降、全通貨ペア・全時間帯でスプレッドの広告表示が適用除外となっています。
そのため、2026年8月24日現在は、実際の取引画面で提示されているスプレッドを確認して判断する必要があります。
スプレッドを比較するときは、「会社名」だけでなく「取引する通貨ペア・数量・その時点の提示条件」まで確認するのが大切です。
レバレッジの設定方法は大きく違う
レバレッジの考え方にも違いがあります。
「SBI FXトレード」の個人口座は、原則として最大レバレッジ25倍です。
ただし、取引画面で、「1倍コース」「5倍コース」などへ変更する仕組みではありません。
自分の資産額と取引数量を調整して、実効レバレッジを低くする
という考え方です。
一方、「SBI証券」の「SBI FX」では、個人口座について、
- レバレッジ1倍コース
- レバレッジ3倍コース
- レバレッジ5倍コース
- レバレッジ10倍コース
- レバレッジ25倍コース
から選ぶことができます。
私は低レバレッジ運用を重視する場合、
レバレッジコースとして明示的に設定したいなら「SBI証券」、資金と数量で自分で実効レバレッジを管理するなら「SBI FXトレード」
という違いも比較材料になると考えています。
なお、一部通貨ペアでは最大レバレッジなどの条件が異なるため、実際に取引する通貨ペアの条件を確認してください。
SBI証券には株券担保サービスがある
これは「SBI証券」ならではの大きな違いです。
「SBI証券」には、
FX株券担保サービス
があります。
保有している国内株式をFXの担保として利用でき、対象株式の評価額の70%分をFXの保証金として利用できます。
つまり、「SBI証券ですでに国内株式を保有している」という人には、FX専業の「SBI FXトレード」にはない特徴です。
担保として利用している株式についても、一定の条件のもとで配当や株主優待を受け取ることができます。
ただし、株式自体の価格変動リスクとFXの為替変動リスクを同時に抱える可能性がある点には注意が必要です。
「現金を追加しなくてもFXができる」という部分だけを見てレバレッジを高くするのではなく、株式とFXを合わせたリスク管理が必要でしょう。
SBI証券にはレバレッジ以外にも証券会社ならではの機能がある
「SBI証券」には、株券担保以外にも証券会社ならではの特徴があります。
その一つが、
FX現引注文
です。
「SBI FX」の米ドル円で保有している買いポジションについて、米ドルを外貨として受け取り、米国株式の購入資金などに利用できる仕組みがあります。
そのため、
- SBI証券で国内株式を保有している
- 米国株式も取引する
- 証券口座とFXを組み合わせて使いたい
という方には、「SBI証券」のFXを選ぶ意味があります。
逆に、株式との連携よりも、FXそのものを1通貨から少額で利用したいなら「SBI FXトレード」の方がシンプルです。
SBI FXトレードを実際に使った私ならどっちを選ぶ?
私は「SBI FXトレード」については、実際に個人口座を開設してFX取引で利用した経験があります。
その経験と現在のサービス内容を踏まえても、「SBI FXトレード」の分かりやすい強みは、
1通貨から取引できること
です。
ですから、「FXを初めて実際のお金で試したい」「最初から1,000通貨・1万通貨を持ちたくない」「取引数量を細かく調整したい」なら、私は「SBI FXトレード」を比較候補にします。
一方で、「すでにSBI証券で国内株式を持っている」「株券担保サービスを使いたい」「レバレッジ1倍・3倍・5倍などのコースを明示的に選びたい」「より多くの通貨ペアから選びたい」という人なら、「SBI証券」の「SBI FX」を選ぶ理由があります。
同じSBIグループだからどちらでも同じ、というわけではありません。
自分がFXに何を求めるかで選ぶのがよいでしょう。
SBI FXトレードとSBI証券のFXが向いている人
最後に、どちらが向いているのかを整理します。
SBI FXトレードが向いている人
- 1通貨からFXを試したい方
- 取引数量を細かく調整したい方
- FX専用サービスとして利用したい方
- 少額取引を重視する方
SBI証券のFXが向いている人
- SBI証券ですでに国内株式を保有している方
- 株券担保サービスを活用したい方
- レバレッジコースを選択したい方
- 39通貨ペアから選びたい方
- 株式とFXを同じ証券会社で利用したい方
ただし、どちらを選ぶ場合でも、
- スプレッド
- スワップポイント
- ロスカットルール
- 取引したい通貨ペア
- 実際に取引する数量
なども確認してください。
SBI FXトレードとSBI証券のFXの違いまとめ
「SBI FXトレード」と「SBI証券」の「SBI FX」は、同じSBIグループですが別のFXサービスです。
大きな違いは、
- SBI FXトレードは1通貨から
- SBI証券のSBI FXは原則100通貨から
- 通貨ペアは34対39
- SBI FXトレードはレバレッジコース変更不可
- SBI証券は1倍・3倍・5倍・10倍・25倍のコースを選択可能
- SBI証券には株券担保サービスがある
という点です。
私自身は「SBI FXトレード」を実際に利用した経験があります。
そのうえで現在の2サービスを比べるなら、
少額からFXそのものを始めたいなら「SBI FXトレード」、SBI証券の株式や証券口座との連携を重視するなら「SBI証券」
という選び方が分かりやすいです。
なお、2026年8月24日現在は相場状況などによってスプレッドの表示条件にも特殊な状況があるため、口座を選ぶ際には最新の取引条件を確認してください。
FX会社全体を比較したい方はこちらです。
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FX会社比較|初心者向けに取引条件・スワップ・自動売買を比較
「SBI FXトレード」単体の評判・メリット・デメリットはこちらです。
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SBI FXトレードの評判は?実際に使って分かったメリット・デメリット
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スワップポイント変動などによる損失リスクがあります。
投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


