当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
今回は、2026年5月にスタートしたFXサービス「Asahi FX」について、評判・安全性・運営会社という視点から調査します。
「Asahi FX」は「MetaTrader 5(MT5)」を採用し、「EA」を使ったFX自動売買にも対応しているサービスです。
一方で、サービス開始からまだ日が浅いため、長期間利用した人の口コミ・評判が十分に蓄積している段階とは言いにくいです。
そこでこの記事では、ネット上の口コミだけで良し悪しを決めるのではなく、運営する「あさひマーケッツ株式会社」の沿革、金融商品取引業者としての登録、信託保全、取引条件、MT5・EAの仕様など、現時点で確認できる情報から判断材料を整理します。
なお、私は2012年からFX自動売買を実資金で運用・検証してきましたが、現時点でこの記事は「Asahi FXを実際に長期運用した本人レビュー」ではありません。
公式情報を中心に調査した記事としてお読みください。
結論|Asahi FXはMT5・EAを自分で使いたい人向けの国内FX候補
先に結論からお伝えすると、「Asahi FX」は、MT5を使い、自分で選んだEAなどを動かしてFX自動売買をしたい人にとって注目したい選択肢です。
| 項目 | Asahi FX |
|---|---|
| 運営会社 | あさひマーケッツ株式会社 |
| サービス開始 | 2026年5月18日 |
| 取引ツール | MetaTrader 5(MT5) |
| EA自動売買 | 対応 |
| 取扱通貨ペア | 32通貨ペア |
| 最小取引数量 | 1,000通貨 |
| MT4 | 利用不可 |
| PC版 | Windows版 |
| 金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第250号 |
| 加入協会 | 一般社団法人 金融先物取引業協会 |
| 証拠金の区分管理 | SBIクリアリング信託へ信託保全 |
特に知っておきたいのは、「Asahi FXというサービスは新しいものの、運営会社そのものが2026年に突然設立された会社ではない」という点です。
一方、MT5・EAを使えることは自由度の高さにつながりますが、EAの選択・設定・検証・稼働環境まで自分で考える必要があります。
そのため、「自動売買だから初心者でも簡単」というタイプのサービスではありません。
Asahi FX(アサヒエフエックス)とは?
「Asahi FX」は、「あさひマーケッツ株式会社」が2026年5月18日に提供を開始した店頭FXサービスです。
大きな特徴は、世界的に利用されている取引プラットフォーム「MetaTrader 5(MT5)」を採用していることです。
2026年9月時点では32通貨ペアを取り扱い、すべて1,000通貨から取引できます。
裁量取引だけではなく、「EA」と呼ばれるプログラムをMT5上で稼働させ、自動売買することにも対応しています。
ここで重要なのは、「Asahi FX独自の自動売買ロジックが最初から用意されている」わけではないことです。
基本的には、利用者自身がEAを用意・選択し、MT5上で設定して利用するタイプのFX自動売買です。
Asahi FXの評判・口コミはまだ少ない
「Asahi FX 評判」「Asahi FX 口コミ」で調べたい方に、最初にお伝えしておきたい点があります。
Asahi FXは2026年5月に始まったばかりのサービスです。
そのため2026年9月時点では、何年も使い続けた利用者による評価や、EAを長期間稼働した実績などはまだ蓄積途上です。
新サービスについて口コミが少ないこと自体を、良い材料とも悪い材料とも判断するべきではないでしょう。
むしろ現段階では、
- どの会社が運営しているのか
- 金融商品取引業者として登録されているか
- 顧客資産はどのように管理されるのか
- どの取引ツールを利用するのか
- EAの利用条件はどうなっているか
- 取引単位・通貨ペア・ロスカット等の条件
といった客観的に確認できる部分を先に見る方がいいと私は考えています。
今後、利用者が増え、約定・スプレッド・EA運用などについて長期間の評価が増えてきた場合は、この記事も更新していきます。
あさひマーケッツは2026年に突然できた会社ではない
「Asahi FX」というサービス名を初めて見た方は、運営会社自体も新しい会社なのか気になるかもしれません。
運営会社の「あさひマーケッツ株式会社」は、2004年5月に設立されています。
| 時期 | 主な沿革 |
|---|---|
| 2004年5月 | 株式会社AFTを設立 |
| 2006年3月 | 金融先物取引業者として登録・金融先物取引業協会へ加入 |
| 2007年9月 | 第一種金融商品取引業者として登録 |
| 2020年12月 | TF Global Markets Japan株式会社へ商号変更 |
| 2025年6月 | あさひマーケッツ株式会社へ商号変更 |
| 2026年5月 | Asahi FXを提供開始 |
つまり、「Asahi FX」は2026年開始の新しいサービスですが、「あさひマーケッツ株式会社」そのものは2004年設立です。
新サービスの運用実績がまだ短いことと、運営会社自体の事業歴は分けて考えた方がいいでしょう。
Asahi FXの安全性は?金融商品取引業者として登録
FX会社を選ぶ際に「安全性」を気にする方も多いでしょう。
まず確認できる事実として、「あさひマーケッツ株式会社」は第一種金融商品取引業を行う金融商品取引業者で、登録番号は「関東財務局長(金商)第250号」です。
また、「一般社団法人 金融先物取引業協会」にも加入しています。
そのため「Asahi FX」は、無登録の海外FX業者が提供する口座とは分けて考える必要があります。
ただし、金融商品取引業者として登録されていることは「FX取引で損失が出ない」ことを保証するものではありません。
為替変動、レバレッジ、スプレッド拡大、スリッページ、EAの売買ロジックなどによる取引リスクは別に存在します。
顧客の証拠金はSBIクリアリング信託へ信託保全
「あさひマーケッツ株式会社」では、顧客から預かった証拠金を会社自身の財産とは区分し、「SBIクリアリング信託」へ信託保全する仕組みを採用しています。
会社に万が一の事態が発生した場合に備えて、顧客資産を分別するための仕組みです。
ただし、信託保全もFX取引の元本を保証する制度ではありません。
相場が急変した場合などには、預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性もあります。
「会社の資産管理体制」と「FX取引そのもののリスク」は分けて考えましょう。
Asahi FXは海外FXなの?
MT5を採用していることから、「Asahi FXは海外FXなのか?」と感じる方もいるかもしれません。
MT4・MT5は海外のFX業者でも広く利用されているため、取引画面だけを見ると海外FXを連想する方がいるのは不思議ではありません。
しかし「Asahi FX」を提供しているのは、日本で金融商品取引業者として登録されている「あさひマーケッツ株式会社」です。
したがって、少なくとも「無登録の海外FX業者が提供するMT5口座」とは異なります。
「MT5を使えること」と「海外FX業者であること」は同じ意味ではありません。
あさひマーケッツの評判とAsahi FXの評判は分けて見る
もう一つ注意したいのが、「あさひマーケッツ 評判」と検索した時に出てくる情報すべてがAsahi FXについての評価とは限らないことです。
「あさひマーケッツ」では、「Asahi FX」以外の取引サービスも提供しています。
そのため、過去に投稿された運営会社に関する口コミや別の取引ツールについてのレビューを、そのまま2026年5月開始のAsahi FX・MT5口座の評判へ置き換えない方がいいでしょう。
特に、約定、取引ツール、取扱通貨ペア、EAなどの使用感を見る場合は、「その口コミがAsahi FXについて書かれたものなのか」を確認したいところです。
Asahi FXはMT5を使えるのが最大の特徴
「Asahi FX」を選ぶ最大の理由になりそうなのが、「MetaTrader 5(MT5)」への対応です。
MT5ではチャート分析、テクニカル指標、カスタムインジケーター、EA、自動売買、バックテストなど幅広い機能を利用できます。
ただし、これらの多くはAsahi FX独自の機能ではなく、「MT5という取引プラットフォーム自体の機能」です。
Asahi FXの特徴は、そのMT5を利用して実際のFX取引を行える口座を提供しているところにあります。
Asahi FXはEAを使ったFX自動売買に対応
MT5を使う方にとって、もう一つ重要なのが「EA」です。
EAは「Expert Advisor」の略で、設定された売買ルールに従ってMT5上で取引を自動実行するプログラムです。
「Asahi FX」では、このEAを利用した自動売買に対応しています。
自分で作ったEAを使いたい人や、自分で選んだEAをバックテストし、売買条件を検証しながら運用したい人にとっては大きなメリットです。
一方、どのEAを使うのか、どの程度の取引数量にするのか、最大で何ポジションを保有するのかなどは利用者自身で確認する必要があります。
「EAを入れれば自動的に儲かる」という仕組みではありません。
MT4は利用できない
MT4を利用してきた方は注意が必要です。
2026年9月時点で「Asahi FX」が対応しているのは「MT5」で、「MT4」は利用できません。
そのため、現在保有しているEAがMT4専用の場合、そのままAsahi FXへ持っていけるとは限りません。
利用予定のEAがMT5へ対応しているか、事前に確認してください。
PC版MT5はWindows向け|Mac利用者は注意
PC環境についても注意点があります。
「あさひマーケッツ」が提供するMT5デスクトップ版は、2026年9月時点ではWindows OS向けです。
公式FAQでは、同社が提供するMT5デスクトップ版についてMacでは利用できないと案内されています。
Android版・iPhone版のMT5は用意されていますが、PCでEAを運用することを考えている方は、事前に利用環境を確認した方がいいでしょう。
32通貨ペア・1,000通貨から取引できる
「Asahi FX」は、2026年9月時点で32通貨ペアに対応しています。
米ドル円、ユーロ米ドル、ユーロ円、英ポンド円、豪ドル円などに加え、メキシコペソ円なども取り扱っています。
最低取引数量は全通貨ペア1,000通貨です。
EAを初めて動かす場合、1回あたりの取引数量を抑えて試せる点はメリットです。
ただし、「1,000通貨なら低リスク」という意味ではありません。
EAによっては短期間で複数のポジションを持つことがありますので、1回の取引数量だけでなく、最大ポジション数や最大ドローダウンまで含めて必要資金を考える必要があります。
デモ口座はあるが利用期限は30日
「Asahi FX」にはMT5のデモ口座も用意されています。
2026年9月時点の公式FAQでは、デモ口座の利用期限は30日間です。
デモ口座を開設するにはライブ口座への申込みが必要ですが、デモ口座については本人確認書類の提出や審査を必要としないと案内されています。
MT5の操作方法や注文画面などを確認してから実資金で取引したい方には利用価値があります。
ただし、デモ環境での結果がリアル口座でも同じになるとは限りません。
ロスカットは証拠金維持率100%未満
リスク管理で確認しておきたいのがロスカットです。
「Asahi FX」では、評価時点で証拠金維持率が100%を下回った場合、未約定の新規注文の取消しや保有ポジションの決済が行われます。
また、公式FAQではマージンコールを実施していないと案内されています。
ロスカットは損失拡大を抑えるための仕組みですが、急激な相場変動時には100%の水準から大きく離れた価格で決済される可能性があります。
ロスカットがあるから預けた証拠金以上の損失が絶対に発生しない、という意味ではありません。
Asahi FXのメリット
ここまで調査した内容から、「Asahi FX」のメリットを整理します。
- 国内の金融商品取引業者が提供するMT5対応FX口座
- EAによるFX自動売買に対応
- MT5のストラテジーテスターを利用できる
- 32通貨ペアを取引できる
- 全通貨ペア1,000通貨から取引できる
- MT5のデモ口座が用意されている
- 顧客証拠金をSBIクリアリング信託へ信託保全
特に、「国内FX口座でMT5・EAを使いたい」という人にとって、口座候補が増えたこと自体がメリットでしょう。
Asahi FXのデメリット・注意点
一方、デメリット・注意点もあります。
- 2026年開始のためAsahi FX自体の長期口コミ・評判がまだ少ない
- MT4は利用できない
- 提供されるデスクトップ版MT5はWindows向け
- EAの選択・設定・検証に知識が必要
- PCや稼働環境について考える必要がある
- 手数料無料でもスプレッド等の取引コストはある
- 相場状況によってスプレッド拡大・スリッページが発生する可能性がある
特にEA運用では、「自動売買=何もしなくていい」と考えない方がいいでしょう。
バックテスト、取引数量、最大ドローダウン、ポジション数、稼働状況などを定期的に確認する必要があります。
また、公式FAQではAsahi FXのMT5にスリッページ制限機能はなく、PC版MT5の設定画面でスリッページを設定しても有効にならないと案内されています。
短期売買型EAなどを利用する場合は、こうした約定面の仕様も事前に確認しておきたいポイントです。
Asahi FXが向いている人
「Asahi FX」が向いていると考えられるのは、次のような方です。
- MT5を使いたい
- EAを使ってFX自動売買をしたい
- 自分でEAを選びたい
- バックテストを行ってEAを検証したい
- カスタムインジケーターなどMT5の機能を活用したい
- 1,000通貨からEA運用を試したい
自由度を求める人ほど、Asahi FXの特徴を活かしやすいでしょう。
Asahi FXが向いていない可能性がある人
逆に、次のような方には別タイプの自動売買の方が合う可能性があります。
- EAを自分で探したくない
- バックテストやEA設定をできるだけ行いたくない
- 用意された売買システムから選びたい
- PC・VPS等の稼働環境を考えたくない
- 1通貨単位まで取引数量を小さくしたい
FX自動売買には、MT5・EA以外にもいくつかの方式があります。
EAを自分で用意したくないなら他のFX自動売買も比較
「Asahi FX」を調べてみて、「EAを自分で選ぶのは少し難しそう」と感じた方には、FX会社側が自動売買の仕組みを用意しているサービスがあります。
例えば、あらかじめ用意された売買システムから選んで運用したい方には、「アイネット証券」の「ループイフダン」があります。
設定別の運用結果などを参考に候補を選びたい方には、「FXブロードネット」の「トラッキングトレード」もあります。
EAは使わず、自分でレンジ・注文値幅などを設定したい方には、「松井証券FX」の自動売買も比較候補です。
どのタイプが自分に合うか迷う方は、リピート系FXの主要サービスをまとめて比較しています。
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リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】
Asahi FXまとめ|評判はこれから、MT5・EA重視なら注目
「Asahi FX」について、評判・安全性・運営会社・MT5・EAの視点から調査しました。
- Asahi FXは2026年5月18日に始まった新しいFXサービス
- 運営するあさひマーケッツ株式会社は2004年設立
- 関東財務局長(金商)第250号の金融商品取引業者
- 一般社団法人 金融先物取引業協会へ加入
- 顧客証拠金はSBIクリアリング信託へ信託保全
- MT5を採用
- EAによるFX自動売買に対応
- 32通貨ペア・1,000通貨から取引可能
- MT4は利用不可
- Asahi FX自体の長期口コミ・評判はまだ蓄積途上
現段階では、「口コミが多いから選ぶFX会社」というより、「MT5・EAという明確な目的がある人が比較候補にするFXサービス」と考えるのが分かりやすいでしょう。
私は今後も、Asahi FXの利用者評価、取引条件、EA関連サービスなどに変化があれば確認していく予定です。
一方、EAを自分で探したり設定したりするより、あらかじめ用意された仕組みでFX自動売買を始めたい方には、「ループイフダン」という選択肢もあります。
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スリッページ、スワップポイント変動、レバレッジ取引等による損失リスクがあります。EAによる自動売買も将来の利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



