当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
リピート系FXで複数通貨ペアを運用するとき、「ドル円やクロス円ばかりでいいのか?」という問題があります。
私は過去に「ループイフダン」で複数の対円通貨ペアを運用したあと、ドル円・クロス円の比率を大きく下げ、外貨同士の通貨ペアを組み合わせる運用へ変更した経験があります。
そのとき実際に使ったのは、カナダドル円、米ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドの4通貨ペアでした。
4通貨ペアのうち対円通貨ペアはカナダドル円だけです。
結論から言うと、ドル円・クロス円をすべてやめる必要があるとは考えていません。
ただし、複数の対円通貨ペアへ資金を集中させるより、円を含まない通貨ペアを組み合わせることで、円高が進んだときに複数ポジションの含み損が同時に膨らむリスクを分散しやすくなります。
一方で、外貨同士の通貨ペアには、値動きや損益を直感的に把握しにくいといったデメリットもあります。
この記事では、私自身のリピート系FX実運用をもとに、ドル円・クロス円を減らすメリットとデメリットを整理します。
リピート系FX各社・サービスの比較はこちらです。
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リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】
結論|ドル円・クロス円を全部やめる必要はないが集中は避けたい
私の結論は、ドル円・クロス円をすべてやめる必要はないものの、複数通貨ペアで運用するなら対円通貨ペアだけへ集中させない方がよい、というものです。
理由は、ドル円やクロス円には「日本円」という共通要因があるからです。
例えばドル円、豪ドル円、ユーロ円、カナダドル円を同時に買っていた場合、急激な円高になると複数の通貨ペアが同時に下落し、含み損が一斉に大きくなることがあります。
通貨ペアを4つに分けていても、すべて円絡みなら「4つに分散したから十分」とは言い切れません。
そこで私は、円を含まない米ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドなども組み合わせる方法を実際に試しました。
ただし、外貨同士の通貨ペアへ変更すれば安全になるという意味ではありません。
どの通貨ペアでもトレンドが長く続けばリピート系FXの含み損は拡大するため、通貨ペア分散と資金管理は別々に考える必要があります。
ドル円・クロス円とは?この記事では対円通貨ペア全体を指す
最初に用語を整理しておきます。
「米ドル/円(USD/JPY)」は米ドルと日本円を交換する通貨ペアです。
一方、「クロス円」とは一般的に、ユーロ円、豪ドル円、英ポンド円、カナダドル円など、米ドル円以外の円を含む通貨ペアを指します。
クロス円のレート形成には米ドル円とドルストレートが関係します。


この記事で「ドル円・クロス円をやめる」「対円通貨ペアを減らす」と書いている場合は、円を含む通貨ペアの比率を下げ、外貨同士の通貨ペアを増やすという意味です。
ドル円・クロス円へ集中するデメリット
ドル円・クロス円へ集中する最大の注意点は、通貨ペアが違っていても日本円という共通要因を持つことです。
例えばドル円、豪ドル円、ユーロ円をすべて買いで運用していた場合、急激な円高になると3通貨ペアとも同じ方向へ大きく動く可能性があります。
これはリピート系FXでは特に注意したいポイントです。
リピート系FXは値下がりするほど新しいポジションを積み上げる設定が多いため、複数通貨ペアが同時に下落すると、必要資金や含み損も同じ時期に増えやすくなります。
過去には急激な円高やフラッシュクラッシュが発生したこともあります。
重要なのは「クロス円だから暴落する」ということではなく、円絡みの買いポジションを複数持っている場合、円高という一つの材料で複数ポジションが同時に悪化しやすいことです。
私がドル円・クロス円の比率を下げた理由も、この点を実運用で強く意識するようになったためです。
リピート系FXのレンジ抜け対策についてはこちらでも解説しています。
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リピート系FX レンジ抜け対策
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ドル円・クロス円を減らすメリット
対円通貨ペアを減らし、円を含まない通貨ペアを組み合わせる最大のメリットは、同じ材料で複数ポジションが同時に大きく動くリスクを分散しやすいことです。
例えば豪ドル/NZドルは豪ドルとNZドル、ユーロ/英ポンドはユーロと英ポンドの組み合わせなので、日本円が急騰しても、そのことだけで直接レートが大きく動く通貨ペアではありません。
私は過去のループイフダン運用で、以下の4通貨ペアへ分散した時期があります。
| 通貨ペア | 円を含むか |
|---|---|
| カナダドル/円 | 含む |
| 米ドル/スイスフラン | 含まない |
| 豪ドル/NZドル | 含まない |
| ユーロ/英ポンド | 含まない |
対円通貨ペアは4つのうちカナダドル円だけでした。
このように通貨ペアを分けると、単に銘柄数を増やすだけではなく、円への偏りも下げることができます。
特にリピート系FXでは、値動きの異なる通貨ペアを組み合わせることで、一つの通貨ペアが大きく含み損を抱えている間に、別の通貨ペアで利益確定を繰り返せる場合があります。
ただし、相関関係は固定ではありません。
普段は別々に動いている通貨ペアでも、金融危機や世界的なリスクオフ時には同じ方向へ動くことがあります。
そのため、「外貨同士を入れれば完全に分散できる」とは考えない方がよいでしょう。
逆にドル円・クロス円をやめるデメリットもある
ドル円・クロス円を減らすことにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
まず、対円通貨ペアは日本に住む投資家にとって損益をイメージしやすいです。
例えばドル円が1円動けば、1万通貨でおおむね1万円の為替差損益になるため、計算もしやすいです。
一方、豪ドル/NZドルやユーロ/英ポンドなどの外貨同士では、pipsで値動きを考えたうえで円換算する必要があります。
FXを始めたばかりの方にとっては、対円通貨ペアより分かりにくく感じるでしょう。
また、ドル円など主要な対円通貨ペアは情報量が多く、スプレッドが狭い傾向があります。
日本銀行や日本政府の動向、日本の政策金利、円相場については国内ニュースでも頻繁に取り上げられます。
外貨同士の通貨ペアでは、両国・地域の金融政策や経済状況を確認する必要があります。
そのため、初心者だから絶対に外貨同士を選ぶべき、という話ではありません。
ドル円・クロス円の分かりやすさを残しながら、一部だけ外貨同士へ分散する方法もあります。
私はループイフダンで対円通貨ペアを1つまで減らした
この記事を最初に書いた当時、私は「ループイフダン」で、カナダドル円、米ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドの4通貨ペアを運用していました。
それ以前は複数の対円通貨ペアを使った経験もありましたが、長く運用していく中で、円絡みのポジションが同時に動くリスクを強く意識するようになりました。
そこで対円通貨ペアをカナダドル円だけにし、残り3通貨ペアを外貨同士にしました。
この4通貨ペア分散へ変更した直後の2カ月は、当時の実績ではレバレッジがおおむね2倍強に収まり、月利も2カ月連続で1%を超えました。
もちろん、2カ月の結果だけで「外貨同士へ変更すれば儲かる」と判断することはできません。
当時の私にとって重要だったのは、対円通貨ペアの比率を大きく下げても、少なくとも変更直後に利益確定が極端に減ったわけではなかったという点です。
当時の運用成績はこちらで公開していました。
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月利1%強 レバレッジ1倍強 ループイフダン検証 2020年7月16日
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為替介入の効果なく?ドルスイス下落 ループイフダン検証 2020年8月16日
その後2022年にも、通貨ペアを分散した運用の結果を継続して記録しています。




これは過去の本人実運用記録であり、現在の設定例や将来の利益を示すものではありません。
私はループイフダン自体を2016年から2024年まで長期間リアルマネーで運用していました。
その長期運用についてはこちらでまとめています。
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アイネット証券のループイフダン実運用成績|2016~2024年の利益・損切り・強制ロスカット【FX】
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ドル円・クロス円を減らしても利益が増えるとは限らない
ここは重要なので、過去記事より表現を修正しておきます。
対円通貨ペアの比率を下げたからといって、利益率が上がることが保証されるわけではありません。
リピート系FXの利益は、選んだ通貨ペアだけではなく、注文値幅、利益確定幅、レンジ、売買方向、最大ポジション数、運用資金などによって大きく変わります。
また、豪ドル/NZドルやユーロ/英ポンドのように一定期間レンジを形成しやすい通貨ペアでも、将来も同じレンジが続くとは限りません。
私の過去の運用結果から言えるのは、「ドル円・クロス円の比率を下げても、リピート系FXの運用自体は可能だった」というところまでです。
外貨同士の通貨ペアは「儲かる通貨ペア」ではなく、対円集中を避けるための選択肢の一つとして考えるのがよいでしょう。
2026年は対円以外を選べるリピート系FXが増えている
この記事を最初に書いた頃と比べると、2026年現在は円を含まない通貨ペアを自動売買できる選択肢が増えています。
| サービス | 円を含まない通貨ペアの例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ループイフダン | 豪ドル/NZドル ユーロ/英ポンド 米ドル/スイスフラン ユーロ/米ドルなど |
外貨同士の選択肢が多い |
| トラリピ | 豪ドル/NZドル ユーロ/英ポンド ユーロ/米ドルなど |
対円以外を組み合わせた分散も可能 |
| 松井証券FX自動売買 | ユーロ/英ポンド 米ドル/カナダドル ユーロ/スイスフランなど |
1通貨から自動売買可能 |
「ループイフダン」では、2026年現在も豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンド、米ドル/スイスフランなど複数の外貨同士の通貨ペアを取り扱っています。
私自身が過去にリアル運用した米ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドも現在の取扱通貨ペアに含まれています。
「トラリピ」も円を含まない通貨ペアを取引でき、現在はFXで18通貨ペアを取り扱っています。
マネースクエア自身も、複数の対円通貨ペアだけでは円の動きに連動しやすく、円を含まない通貨ペアを選択肢へ加えることで分散しやすくなるという考え方を案内しています。
私が過去に利用した「ループイフダン」の限定タイアップはこちらです。
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アイネット証券 タイアップキャンペーン|ループイフダン限定レポート4冊・Amazonギフト券3,000円【FX】
「トラリピ」の限定タイアップはこちらです。
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マネースクエア タイアップキャンペーン|トラリピ限定特典・条件を解説【FX】
また、2026年現在は「松井証券FX」でも全32通貨ペアから自動売買の通貨ペアを選択でき、1通貨からリピート系自動売買を設定できます。
対円通貨ペアから外貨同士へ分散したい場合の比較候補として、こちらも確認しておく価値があります。
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松井証券FXの評判・特徴|自動売買・トルコリラ円スワップ投資を解説
松井証券FXの詳細はこちら→松井証券FX
ドル円・クロス円を減らすのが向いている人
ドル円・クロス円の比率を下げることを検討しやすいのは、複数の対円通貨ペアを同時に運用しており、円高時の含み損集中を避けたい方です。
例えばドル円、豪ドル円、ユーロ円、カナダドル円といった構成になっているなら、一部を豪ドル/NZドルやユーロ/英ポンドなどへ置き換えることで、日本円への偏りを下げられます。
一方、対円通貨ペアの分かりやすさを重視している方や、まず1通貨ペアだけでリピート系FXを始めたい方が、無理に外貨同士へ変更する必要はありません。
特に初心者の方は、通貨ペアを増やしすぎると必要資金や損益の管理が複雑になります。
まずは一つの通貨ペアを理解し、その後、資金と経験に応じて分散を考える方法でもよいでしょう。
各リピート系FXの通貨ペアや特徴をまとめて比較した記事はこちらです。
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リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】
リピート系FXでドル円・クロス円をやめるメリット・デメリットまとめ
リピート系FXでドル円・クロス円を減らす最大のメリットは、日本円という共通要因への集中を弱められることです。
複数の対円通貨ペアを買いで運用している場合、急激な円高になると複数ポジションの含み損が同時に拡大する可能性があります。
豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンド、米ドル/スイスフランなど円を含まない通貨ペアを組み合わせれば、円への偏りを下げることができます。
私自身もループイフダンで、カナダドル円、米ドル/スイスフラン、豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドという4通貨ペア構成を実際に運用しました。
一方、対円通貨ペアには損益が分かりやすく、情報量が多いというメリットがあります。
外貨同士の通貨ペアを入れれば安全になるわけでも、利益率が必ず上がるわけでもありません。
そのため私は、「ドル円・クロス円を全部やめる」ではなく、「対円通貨ペアだけへ集中しすぎない」という考え方をおすすめします。
現在は「ループイフダン」「トラリピ」「松井証券FX」など、円を含まない通貨ペアをリピート系自動売買で選べるサービスがあります。
サービスごとの違いはこちらで比較しています。
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リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】
この記事で紹介した通貨ペア分散を私が実際に検証したのは「ループイフダン」です。
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。FXには為替変動、スプレッド拡大、スワップポイント変動、ロスカットなどによる損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。




