当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
「ループイフダン」を始めるときに迷いやすい設定の一つが「値幅」です。
値幅を狭くすれば売買回数が増えやすい一方、相場が不利な方向へ動いたときはポジションも増えやすくなります。
反対に値幅を広くすると、売買回数は減りやすいものの、同じ想定変動幅を確保するために必要な最大ポジション数を抑えやすくなります。
先に結論をお伝えすると、ループイフダンに「誰にでも最適な値幅」はありません。
運用資金、通貨ペア、どの程度の値動きまで想定するか、どこまでリターンを求めるかによって、選ぶ値幅は変わります。
私は2016年11月からループイフダンを実資金で運用してきました。以前は比較的狭い値幅を好んでいましたが、2019年1月のフラッシュクラッシュを経験したあと、値幅と資金管理の考え方を見直しました。
この記事では、2026年9月時点のループイフダンの仕様と私の実運用経験から、「値幅をどう選べばいいのか」を整理します。
「アイネット証券」との限定タイアップキャンペーンはこちらです。
-
-
アイネット証券 タイアップキャンペーン|ループイフダン限定レポート4冊・Amazonギフト券3,000円【FX】
結論|値幅だけで決めず「想定変動幅・最大ポジション数・資金」をセットで考える
ループイフダンの値幅を選ぶときに、私が最も重要だと考えているのは「値幅だけを単独で決めないこと」です。
基本的には、次の4つをセットで考えます。
- 運用する通貨ペア
- 設定値幅
- 最大ポジション数
- 運用資金・想定変動幅
ループイフダンでは、おおむね「設定値幅×最大ポジション数」を見ることで、どの程度の価格範囲で注文を繰り返す設定なのかを把握できます。
例えば50銭間隔で最大ポジション数40なら、50銭×40=約20円分の注文範囲です。
値幅を狭くするなら、同じ20円程度をカバーするためにより多くのポジション数が必要になります。
逆に値幅を広げれば、必要となるポジション数を減らしやすくなります。
そのため、「何銭幅が一番儲かりそうか」から考えるのではなく、「自分の資金で、どの程度の値動きを想定するのか」から逆算する方がいいでしょう。
狭い値幅と広い値幅の違い|2026年は選べる値幅も広がった
2026年9月時点の「アイネット証券」のループイフダンは、21通貨ペアに対応しています。
設定できる値幅は通貨ペアごとに異なり、例えば米ドル円では、現在10銭・15銭・25銭・50銭・100銭・150銭・200銭といった設定値幅が用意されています。
また、2025年11月には全通貨ペアに「150」「200」の設定値幅が追加されました。
私がこの記事を最初に公開した2019年当時よりも、「広い値幅でポジションの増加を抑える」という選択肢を取りやすくなっています。
狭い値幅と広い値幅の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較 | 狭い値幅 | 広い値幅 |
|---|---|---|
| 利益確定 | 発生しやすい | 回数は減りやすい |
| 売買回数 | 増えやすい | 少なくなりやすい |
| ポジション | 増えやすい | 増加を抑えやすい |
| 同じ想定変動幅を確保するための資金 | 多くなりやすい | 抑えやすい |
狭い値幅を選ぶ大きなメリットは、小さな値動きでも新規注文と利益確定が発生しやすいことです。
その一方、損失方向でも細かく新規ポジションが増えるため、相場が一方向へ大きく動いた場合は、含み損を抱えたポジションが短い間隔で積み上がりやすくなります。
つまり、狭い値幅は「利益確定のチャンスを増やす代わりに、資金面の余裕も必要になりやすい設定」と考えると分かりやすいでしょう。
広い値幅では、新規ポジションが建つ間隔も広がるため、狭い値幅よりポジションの増え方を抑えやすくなります。
特に、限られた資金の中である程度広い値動きまで想定したい場合は、値幅を広くすることが一つの方法になります。
ただし、値幅を広げれば利益確定の回数も減りやすくなります。
広ければ広いほどいいわけでも、狭ければ狭いほど利益が出やすいわけでもありません。
為替相場の値動きは通貨ペアや時期によって異なります。
例えばアイネット証券のレート変動幅確認表では、過去5年・10年など期間別に各通貨ペアの高値と安値の幅を確認できます。
2026年2月時点の公式例では、米ドル円の過去5年間のレート変動幅は約60円とされています。
もちろん、過去に60円動いたから将来も60円以内に収まるという意味ではありません。
過去の変動幅は「どの程度の値動きが実際に起きたのか」を考えるための材料として使います。
私は狭い値幅中心の運用をフラッシュクラッシュ後に見直した
私は以前、豪ドル円やNZドル円、カナダドル円などで比較的狭い値幅を選ぶことが多くありました。
利益確定が頻繁に発生し、口座残高が増えていくスピードを実感しやすかったことが理由です。
しかし、2019年1月3日のフラッシュクラッシュで急激な円高が発生し、ループイフダンの運用を大きく見直すことになりました。
その経験から、利益確定の回数だけを見るのではなく、「急変時にポジションがどこまで増えるのか」「どの程度の含み損まで耐えられるのか」を見るようになりました。
その後は、40~60程度の値幅を好んで利用した時期があります。
ただし、これは「40や60が現在も全員に最適」という意味ではありません。
通貨ペアや相場環境、運用資金によって適切な値幅は変わります。
私は「狭い値幅=攻め、広い値幅=守り」と単純に決めつけるより、値幅と最大ポジション数、想定変動幅を一つのセットとして考える方がいいと思っています。
広い値幅でも最大ポジション数や取引数量を大きくすればリスクは高まりますし、狭い値幅でも十分な資金を用意して広い変動を想定する方法はあります。
値幅だけを見てリスクを判断しないことが重要です。
値幅の決め方|通貨ペア・想定変動幅・最大ポジション数・資金の順で考える
値幅を決めるときは、私は次の順番で考えます。
- 通貨ペアと売買方向を決める
- どの程度の値動きまで想定するか考える
- 設定値幅と最大ポジション数を組み合わせる
- 必要目安資金を確認する
まず、運用する通貨ペアと「B(買い)」「S(売り)」のどちらで運用するかを考えます。
同じ値幅でも、米ドル円と豪ドルNZドルでは値動きの特徴が違います。また、買いと売りでは相場が不利な方向へ動く向きも逆になります。
次に、「どの程度の値動きまで想定して運用するか」を考えます。
直近1年だけでなく、長期運用を考えるなら3年・5年など複数の期間で値動きを確認しておきたいところです。
想定変動幅を決めたら、設定値幅と最大ポジション数を組み合わせます。
基本的な考え方は、「設定値幅×最大ポジション数=注文を繰り返す範囲の目安」です。
狭い値幅で広い範囲をカバーしようとすると、多くの最大ポジション数が必要です。
資金が足りない場合は、値幅を広くする、想定変動幅を見直す、取引数量を減らす、運用資金を増やすなどの調整が必要になります。
なお、「損切りあり」と「損切りなし」でも、最大ポジション数へ達した後の動きが異なります。
「最大ポジション数」を何個にするか、少なめ・多めにする違いや、損切りあり・なしで最大ポジション数へ到達した後の動きについてはこちらで詳しく解説しています。
-



-
ループイフダンの最大ポジション数とは?少なめにするメリット・デメリットと決め方
最後に、実際に必要となる資金を確認します。
アイネット証券では、通貨ペア・設定値幅・想定する変動額ごとに「目安必要資金」を確認できます。
必要目安資金は、最大数のポジションを保有した場合の取引証拠金と含み損の目安を合計したものです。
為替レートや取引証拠金は変動するため、この記事に古い必要資金額を固定して掲載するより、運用開始時点の目安資金表や資金シミュレーションで確認する方が正確です。
現在は資金シミュレーションで、運用資金に対して各設定値幅の「耐幅」なども確認できます。
「自分が使える資金から逆算して値幅を選ぶ」方法も有効です。
具体的な値幅比較・資金別設定例も確認
値幅を変えると最大ポジション数や必要資金がどの程度変わるのか、具体例として「豪ドルNZドルBS20とBS40」を比較した記事もあります。
-



-
ループイフダンBS豪ドルNZドル設定例|20と40はどっちがいい?必要資金・値幅を比較【FX】
「値幅の考え方は分かったけれど、実際にはどう設定するのか」という方は、資金額・通貨ペア別の設定例も参考にしてください。
当サイトでは、私が実際に設定を考える際の手順や、資金額別のループイフダン設定例をまとめています。
-



-
ループイフダン設定例まとめ|通貨ペア・資金別に実運用経験から解説【FX】
設定例は「この設定なら利益が出る」という推奨ではありません。
値幅・最大ポジション数・想定変動幅・資金の関係を考えるための具体例としてご覧ください。
まとめ|最適な値幅は「利益回数」より資金とリスクから考える
ループイフダンの値幅についてまとめます。
- 誰にでも最適な値幅はない
- 狭い値幅は利益確定の機会が増えやすい一方、ポジションも増えやすい
- 広い値幅は売買回数が減りやすいが、ポジション増加を抑えやすい
- 設定値幅×最大ポジション数で注文範囲の目安を考える
- 過去の変動幅と自分の運用資金から想定変動幅を考える
- 運用開始前に目安必要資金・資金シミュレーションを確認する
私自身、以前は狭い値幅による利益確定回数を重視していましたが、2019年のフラッシュクラッシュを経験してから、値幅だけではなく「どこまで値動きに耐えられるか」をより重視するようになりました。
2026年現在は150・200といった広い設定値幅も追加され、以前より選択肢が増えています。
だからこそ、「何番が一番いいか」を探すより、自分の資金と想定する値動きから逆算して選ぶことが重要です。
ループイフダンの仕組みそのものから確認したい方はこちらです。
-



-
ループイフダンとは?仕組み・特徴・メリットを初心者向けに解説
「アイネット証券」では、現在当サイト限定タイアップキャンペーンを実施しています。


新規口座開設でループイフダン限定レポート4冊、さらに所定の取引条件を満たすとAmazonギフト券3,000円分の特典があります。
特典ごとに条件が異なるため、詳細ページをご確認ください。
他のリピート系FXも含めて比較したい方はこちらです。
-



-
リピート系FXおすすめ7サービス比較|松井証券FX・ループイフダン・トラリピ・トライオートFXなど【2026年】
当サイト限定タイアップキャンペーン一覧はこちら。
-



-
FX 限定タイアップキャンペーン一覧
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、自動売買による複数ポジション保有などによる損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


