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トルコリラ円スワップ投資資金30万円例利回り期待値など 2024年4月版レバレッジ1倍未満も

2024年4月5日 2024年4月6日

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

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FXのスワップポイント投資に関するシリーズ記事。

私も実際にやっている「トルコリラ円」スワップポイント投資。

そのやり方の例の2024年4月版。

今回の記事では、2024年4月上旬時点での為替レート約4.6円での、LIGHT FX(トルコリラ円LIGHT)の買いスワップポイント、直近の調査結果より少し少ない金額の1万通貨あたり＋42円の水準が続いたと仮定し、元手資金30万円でのトルコリラ円スワップ投資の始め方・買い方・ポジションの持ち方の例をお伝えします。

直近の調査では、スワップポイントの金額が高いのは「LIGHT FX」の「トルコリラ円LIGHT」です。

私は実際に「LIGHT FX」で300万円の資金でトルコリラ円スワップ投資を行っています。

: トルコリラ円スワップポイント投資検証と実績約2年10ヶ月 2024年3月18日

累計獲得スワップポイントは140万円を超えました。含み損は大きいですが。

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この記事のYouTube動画版はこちら。

このブログ記事の目次

統一地方選でエルドアン大統領率いる与党が野党に敗北

この記事執筆の数日前、トルコに関するニュースで、トルコリラ円にも影響を与えるかもしれないものがありました。

それは「トルコ統一地方選挙エルドアン大統領の与党、野党に敗れる」という一報。

エルドアン大統領の任期は2028年までですが、憲法改正で、次回の大統領選にも出馬するのでは？という見方があったのですが、この敗北で可能性がほぼなくなりました。

トルコリラ円の暴落劇とエルドアン大統領就任とは無関係とは言えません。

まだ先の話ではありますが、エルドアン政権が終わる目途が立ったので、それが市場ではポジティブな材料として受け止められているようです。

エルドアン大統領サイドの敗北は、X(旧Twitter)でも「トルコリラ」がトレンド入りし、日本人投資家からは歓迎されているようです。

トルコリラ円はメキシコペソ円には及ばないが人気がある

トルコリラ円スワップ投資は、日本のFXの業界ではメキシコペソ円よりも歴史が古いです。

直近はコロナショック以降の上昇トレンドや、史上最高レベルの買いスワップポイントなどでメキシコペソ円に人気NO.1の座は譲っています。

みんなのFX公式ホームページの情報によると、メキシコペソ円に次ぐ人気(みんなのFXの顧客へのスワップポイント支払額)はトルコリラ円で、その金額は南アフリカランド円の2倍以上。

トルコリラ円スワップ投資設定例をご覧いただく前の注意点

この記事をご覧いただく前に以下の注意点をご覧ください。

まず、お伝えしたいこと。

FX初心者さんが「トルコリラ円」をこれから始めるなら「レバレッジ1倍以下」の運用が無難です。

もしくは、他の通貨ペアのスワップポイントも検討・それらと比較してみてください。

さらなる注意点などはこちら。

・スワップポイントや為替レートは資料作成時点のものです
こちらのスワップポイント調査リンクで最新情報もご確認ください。

高金利通貨ペア3兄弟スワップ比較

・記事内に「*追記」等あればそちらもご確認ください
・トルコリラ円のスワップポイントは直近は「LIGHT FX」の「トルコリラ/円LIGHT」が高額です
(LIGHT FXとのタイアップキャンペーンは記事後半で)
・私がトルコリラ円のスワップ投資をする場合の考え方を公開します
(例を推奨しているわけではないのでご自身の判断で)
・投資に関する最終決定は自己責任でお願いいたします
・記事作成時点の為替レートである約4.6円、買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円が続いた場合という前提で算出しています(皮算用です)
・10万通貨買いポジション保有で1円上昇→10万円の含み益(利益)、
10万通貨買いポジション保有で1円下落→10万円の含み損(損失)

トルコリラ円に限ったことではなく、FXのスワップポイントは日々変動します。

記事執筆時点前後のスワップポイントで算出しています。

直近のトルコリラ円買いスワップポイント比較

直近のトルコリラ円の買いスワップポイントの比較。*2024年4月5日～数日前までの分を調査。1万通貨あたり。スワップポイントは日々変動します。

LIGHT FX (トルコリラ円LIGHT)	＋42円～＋48円
みんなのFX	＋36.1円
ヒロセ通商	＋36円
JFX	＋35円
SBI FXトレード	＋36円

先週末の金額を調査したところ、1万通貨当たりのスワップポイントは他社はだいたい横並びで＋35円～36円、LIGHT FXのトルコリラ円LIGHTは＋42円～48円でした。

36円と42円なら、16％ほど金額が違うので長期間だとかなりの差が出ます。

ということで、記事執筆時点ではLIGHT FXのトルコリラ円LIGHTが有利。

以下の過去記事でも、メキシコペソ円、南アフリカランド円の買いスワップポイントを他社と比較しましたが高水準でした。

: トルコリラ円メキシコペソ円南アフリカランド円 LIGHT FXのLIGHTペアのスワップポイントが高額

トルコの国債格付けを主要各国と比較

「トルコリラ円」スワップポイント投資のリスクに対する注意喚起の一つ。

トルコの「国債格付け」をほかの国と比較したものをご覧いただきます。

以下は、記事執筆時点のS&Pが公表しているもの。

メキシコや南アフリカなどと比較しても、トルコは低いです。

が、前回の記事公開時・2023年10月22日の時よりも、S＆Pの格付けは上がっています。

また、S&Pだけではなく、フィッチもムーディーズもトルコの格付けを引き上げています。

トルコの政策金利はハンガリーやメキシコなどより高い

FXの世界で人気のある通貨の国・地域の政策金利を、トルコと比較してみます。

直近はメキシコが小幅に利下げをし、他ではハンガリーやチェコがそれなりの利下げ幅でした。

一方、トルコの政策金利は直近50％まで引き上げられています。

: FX スワップポイントとは？

買いスワップポイントも、以前と比べては高くなってきています。

トルコリラ円の月足チャートで史上最安値などを確認

トルコリラ円の月足チャートで史上最安値・リスクを確認しておきましょう。

史上最安値は2024年3月につけた、4.3円台ぐらい(*FX業者によって異なる)。

スワップポイント投資では、史上最安値まで為替レートが下落しても大丈夫な買い方をしておくのが基本。

3円割れぐらいに下落しても強制ロスカットにならない買い方はしておきたいところ。

さらに、今回はトルコリラ円ということもあり、現在の半値の2円以下ぐらいまでの下落には耐えたいところ。

次の項より、トルコリラ円30万円資金例。

設定例1・資金30万円・6万通貨でスワップポイント＋42円の場合

前述のとおり、LIGHT FX(トルコリラ/円LIGHT)の直近の調査結果では、トルコリラ円の買いスワップポイントは＋42円(1万通貨当たり)でした。

ここからの5例は全て1万通貨あたり＋42円(が続いたらという前提)で算出していきます。

設定例その1。

資金30万円で6万通貨(6lot)を保有した場合で、スワップポイント＋42円が続いた場合。

皮算用は以下の囲い込みです。

資金30万円・6万通貨の期待値

・トルコリラ円買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円で安定していると仮定
・42円×6×365＝約9万1,980円
・年利約30％強計算(皮算用)

ということで、皮算用・期待値は年間9.2万円弱となりました。

以下は為替レートが4.6円の時に6万通貨の買いポジションを保有した場合の必要証拠金の目安とロスカットラインの目安。買いスワップポイント＋42円が続いた場合と仮定。

スタート時のレバレッジ約0.9倍、強制ロスカットラインは理論上なしです。

レバレッジ1倍以下なので、トルコリラ円が暴落しても強制ロスカットの可能性は理論上はないのですが、例外としてトルコリラ円の取り扱いがなくなった場合などは別です。

FXの中長期投資ではスタート時のレバレッジを2倍以下におさえる、というのが一般的なのですが、それより低い1倍以下にまで抑えられています。

それなのに、リターンの期待値も30％を超えているので大満足。

ここまで保守的なやり方をする必要があるのかどうかは人それぞれ意見があると思いますが、なんせトルコリラ円なので。

数量を引き上げて、もう少しリターンを高く狙ったのが、次の設定例その2。

設定例2・資金30万円・7万通貨でスワップポイント＋42円の場合

設定例その2。為替レートや買いスワップポイントの前提条件は同じ。

資金30万円で7万通貨(7lot)を保有した場合で、スワップポイント＋42円が続いた場合。

皮算用は以下の囲い込みです。

資金30万円・7万通貨の期待値

・トルコリラ円買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円で安定していると仮定
・42円×7×365＝約10万7,310円
・年利約25.5％強計算(皮算用)

ということで、皮算用・期待値は年間10.7万円強となりました。

以下は為替レートが4.6円の時に7万通貨の買いポジションを保有した場合の必要証拠金の目安とロスカットラインの目安。買いスワップポイント＋42円が続いた場合と仮定。

スタート時のレバレッジ約1.1倍、強制ロスカットラインは約0.350円です。

現在の為替レート4.6円台のトルコリラ円が、10分の1以下、1円以下の0.35円台になっても耐えられる保守的な買い方。

スタート時のレバレッジは1倍は少し超えていますが、2倍を大きく下回っています。

リターン(年間利益率)の期待値も35％を超えているので合格点。

この設定例2でも、私はやや保守的かなと感じます。

さらに数量を引き上げて、もう少しリターンを高く狙ったのが、次の設定例その3。

設定例3・資金30万円・8万通貨でスワップポイント＋42円の場合

設定例その3。為替レートや買いスワップポイントの前提条件は先ほどまでと同じ。

資金30万円で8万通貨(8lot)を保有した場合で、スワップポイント＋42円が続いた場合。

皮算用は以下の囲い込みです。

資金30万円・8万通貨の期待値

・トルコリラ円買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円で安定していると仮定
・42円×8×365＝約12万2,640円
・年利約40％強計算(皮算用)

ということで、皮算用・期待値は年間12.2万円強となりました。

以下は為替レートが4.6円の時に8万通貨の買いポジションを保有した場合の必要証拠金の目安とロスカットラインの目安。買いスワップポイント＋42円が続いた場合と仮定。

スタート時のレバレッジ約1.2倍、強制ロスカットラインは約0.945円です。

現在の為替レート4.6円台のトルコリラ円が、今の4分の1以下の1円割れになっても耐えられる保守的な買い方。

スタート時のレバレッジは2倍を下回っています。

年間利益率、リターンの期待値も約40％を超えているので魅力的。

この設定例3ぐらいのリスク＆リターンが現実的なラインかなと思います。

さらに数量を引き上げて、もう少しリターンを高く狙ったのが、次の設定例その4。

設定例4・資金30万円・9万通貨でスワップポイント＋42円の場合

設定例その4。為替レートや買いスワップポイントの前提条件は先ほどまでと同じ。

資金30万円で9万通貨(9lot)を保有した場合で、スワップポイント＋42円が続いた場合。

皮算用は以下の囲い込みです。

資金30万円・9万通貨の期待値

・トルコリラ円買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円で安定していると仮定
・42円×9×365＝約13万7,970円
・年利約45％強計算(皮算用)

ということで、皮算用・期待値は年間13.8万円弱となりました。

以下は為替レートが4.6円の時に9万通貨の買いポジションを保有した場合の必要証拠金の目安とロスカットラインの目安。買いスワップポイント＋42円が続いた場合と仮定。

スタート時のレバレッジ約1.4倍、強制ロスカットラインは約1.40円台です。

現在の為替レート4.6円台のトルコリラ円が、3分の1以下の為替レートになっても耐えられる買い方。

スタート時のレバレッジは、この例でも2倍を下回っています。

年間利益率、リターンの期待値も約45％を超えているので魅力的。

FX投資に慣れている方で、トルコリラ円が下落を始めたときに入金できる余力があるなら、この例もアリかなと思います。

さらに数量を引き上げて、もう少しリターンを高く狙ったのが、次の設定例その5。

設定例5・資金30万円・10万通貨でスワップポイント＋42円の場合

設定例その5。為替レートや買いスワップポイントの前提条件は先ほどまでと同じ。

資金30万円で10万通貨(10lot)を保有した場合で、スワップポイント＋42円が続いた場合。

皮算用は以下の囲い込みです。

資金30万円・10万通貨の期待値

・トルコリラ円買いスワップポイントが1万通貨あたり＋42円で安定していると仮定
・42円×10×365＝約15万3,300円
・年利約51％強計算(皮算用)

ということで、皮算用・期待値は年間15.3万円強となりました。

以下は為替レートが4.6円の時に10万通貨の買いポジションを保有した場合の必要証拠金の目安とロスカットラインの目安。買いスワップポイント＋42円が続いた場合と仮定。

スタート時のレバレッジ約1.5倍、強制ロスカットラインは約1.778円です。

現在の為替レート4.6円台のトルコリラ円が、半値以下の為替レートになっても耐えられる買い方。

この例が、今回の中で最もハイリスクハイリターンなものですが、それでもスタート時のレバレッジは2倍を下回っています。

年間利益率、リターンの期待値は約51％を超えているのでかなり魅力的。

最もハイリスクハイリターンな、設定例5でも、攻めすぎとは私は感じませんが、皆様はいかがでしょうか。

個人的には、設定例3ぐらいのやり方が好きです。

トルコリラ円スワップ投資30万円資金の設定例2024年4月版・最後に

最後に注意事項をご覧ください。

・為替変動リスクがあります(下落リスク)
・「史上最安値」を更新しないとは限りません
・スワップポイントの変動リスクがあります(トルコ中銀が利下げする可能性があるので)
・(特にスワップ投資)FXでは、通貨ペアや目的ごとに口座を分けた方が良いと思います(巻き込まれ強制ロスカットを防ぐ)。

冒頭でもお伝えしましたが、LIGHT FXとのタイアップキャンペーンのお知らせが最後にあります。

参考として、以下の記事も是非読んでみてください。

LIGHT FXの「LIGHTペア」の買いスワップポイントで試算しました、南アフリカランド円スワップ投資の30万円資金例はこちら。