当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
私も、11年ぶりに再開しました株式投資。
2020年4月の株式投資の確定損益・成績は、来月の始めに公開する予定です。
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今回は投資をするなら知っておきたい「バルチック海運指数」とは何か?とそれが上昇した時に恩恵を受けそうな会社・銘柄について。
先にYouTubeにて動画を公開済みです。
日経平均株価は底値から3000円以上も上昇
まずは、日経平均株価の日足チャートをご覧いただきます。
チャート画像はSBIネオトレード証券のものです。
日経平均株価は20,000円台にはわずか届かずですが、40日ぶりぐらいの高値圏まで上昇。
気づけば、16,000円台から3,000円以上も上げています。
個別銘柄を見てみると、主力株・主力銘柄は値を戻してきていますが、まだまだ出遅れ銘柄・高配当は探せばいくらでもあります。
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バルチック海運指数とは?
それでは本題の「バルチック海運指数」について。
ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数(鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物を運ぶ船)
「不定期船」という点が景気に敏感を反映する理由でもあるでしょう。
基準となるのが「1000」で、2008年5月20日には過去最高の「11793」を記録しましたが、リーマンショック後に「663」まで低下しました。
海運指数なので海運株はもちろん、経済や商品価格と関係が深いので、景気の現状・先行きを知るにはチェックしておきたい指数です。
直近のバルチック海運指数チャート
直近のバルチック海運指数のチャートです。それぞれ、引用元はブルームバーグさんです。
まずは直近1年間のチャートはこちら。
昨年の9月には「2500」台でした。
直近1カ月間のチャートはこちら。
昨年9月には「2500」台だったものが、直近はリーマンショック後の安値の「663」よりも低い「548」へ。
これは明らかに新型コロナウイルスの感染拡大の影響があるでしょうが、その後「726」まで急回復している点に注目です。
NYダウや日経平均株価などの指数も回復していますが、バルチック海運指数も上昇しているのです。
景気低迷は、短期で底を打った可能性が高くなってきました。
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上場企業・海運株2社のPBR・PER・配当利回りは?
ということで、バルチック海運指数の上昇がポジティブに受け止められそうな「海運会社」の株を二つピックアップしてチェックしてみました。
まずは日本の海運会社最大手の「9101 日本郵船」。
日本郵船は前日の株価基準でPBR 0.40倍、PER 7.40倍、配当利回り 3.16%でした。
直近高値から見て半値近くまで下落した後、まだ戻しは3割ほどで、出遅れ感がありますね。
次は「9104 商船三井」。
商船三井は前日の株価基準でPBR 0.40倍、PER 5.10倍、配当利回り 3.84%でした。
こちらも昨年12月の高値から半値までたたき売られた後、2割ほどしか戻していないので割安感がある銘柄です。
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上場企業・商社3社(鉄鉱石)のPBR・PER・配当利回りは?
バルチック海運指数のもととなっている船が運んでいるものに「鉄鉱石」があったので、それを扱っている商社を調べて3社をピックアップしてみました。
まずは「2768 双日」。
双日は前日の株価基準でPBR 0.50倍、PER 4.60倍、配当利回り 6.88%でした。
次は「8058 三菱商事」。
三菱商事は前日の株価基準でPBR 0.60倍、PER 6.30倍、配当利回り 5.97%でした。
次は「8031 三井物産」。
商船三井は前日の株価基準でPBR 0.60倍、PER 5.60倍、配当利回り 5.38%でした。
商社株は、海運株に比べて売られ方がまだマシだったので、割安感はそれほど高くはないです。
が、配当利回りが先ほどの海運株よりも商社株の方が高いですね。
ただ、今は原油安が続いており、この3つの商社が原油の取引の依存が高い場合、業績に悪影響を与える可能性もあります。
少し前に「8002 丸紅」が下方修正を出したので、今は商社株には積極的に買いが入っていないのではないでしょうか。
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バルチック海運指数と、それに影響を受けそうな上場企業の海運会社・商社については以上です。
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