当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
インヴァスト証券の提供する二つのリピート系自動売買サービス。
「トライオートFX」「トライオートETF」のどちらもオススメしません。
その理由とは?
現在の筆者のリピート系FX運用
利用しているリピート系FXは、ループイフダンとトラリピの二つで、合計600万円の資金で運用していました。
今はループイフダンのみで、120万円の元手資金が順調に増えています。
現在の私のループイフダン設定はこちら。
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スノーキーループイフダン設定 通貨ペア分散 2024年1月リライト
この二つのサービスの違いは、以下の過去記事で書きました。
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ループイフダン トラリピ 違い
トライオートFXは過去利用
「トライオートFX」に関しては、2014年ごろに1年間ほど利用していました。
上の一覧の私の投資歴の「リピート系FX」デビューは「トライオートFX」でした。
が、なんだかパッとしないので利用するのを辞めて1年以上経った頃、ループイフダンと出会い、リピート系FXを再開することになり、その後ループイフダン書籍を出版することにもなりました。
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ループイフダンとは?簡単選択型FX自動売買
また、定期的にループイフダンセミナーの講師もやらせていただいております。
「トライオートFX」の利用をやめた理由の一つは、使い勝手の悪さ(と、次の項の割高な取引コスト)です。
過去にもシストレサイトでも書きました。
・トライオートFXの運用と検証をやめた理由
「トライオートFXはわかりやすくて最高!」と書いているFXブロガーさんを私は見たことがありません。
特に、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな方にとっては、操作を覚えるまでに時間がかかるかと思います。
トライオートFXは外付け手数料があるため割高
私が利用している二つのリピート系FXの「ループイフダン」「トラリピ」は取引手数料がありません。無料です。
が、「トライオートFX」は以下のように取引手数料が発生します(*自動売買注文時)。
取引数量 | 新規 | 決済 | 1,000通貨あたり |
1万通貨未満 | 2.0pips | 2.0pips | 片道20円 (対外貨は0.2外貨) |
1万通貨以上 10万通貨未満 |
1.0pips | 1.0pips | 片道10円 (対外貨は0.1外貨) |
10万通貨以上 50万通貨未満 |
0.5pips | 0.5pips | 片道5円 (対外貨は0.05外貨) |
50万通貨以上 | 無料 |
この「トライオートFX」の取引手数料が曲者です。
多くの方が1,000通貨~9,000通貨までの1万通貨未満だと思いますので、一番上の「片道20円×2=往復40円」の取引手数料が発生します。
「トライオートFX」はトラッキングトレードなどと違い、取引手数料無料キャンペーンなどは行っていないので、この表の取引手数料がまるまるかかります。
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ループイフダンとの取引コスト比較
スプレッドに、取引手数料を足して算出されるのが「取引コストの総額」です。
「トライオートFX」の取引手数料往復40円(1万通貨あたりだと400円)は、スプレッドに換算すると4銭とほぼ同じ意味です。
スプレッド+取引手数料を合計した場合の1万通貨未満時の総取引コストは以下の表で、ループイフダン&トライオートFXの両サービスにある通貨ペアの総取引コスト比較です。
*1万通貨未満の取引時。かっこ内は1万通貨あたりの取引コストの総額。対円通貨ペア以外も計算をわかりやすくするために1ドル=100円で換算。
通貨ペア | インヴァスト証券・ トライオートFX |
アイネット証券・ ループイフダン |
米ドル円 | 4.3銭 (430円) |
2銭 (200円) |
ユーロ円 | 4.5銭 (450円) |
3銭 (300円) |
英ポンド円 | 5.0銭 (500円) |
5銭 (500円) |
豪ドル円 | 4.6銭 (460円) |
4銭 (400円) |
NZドル円 | 5.7銭 (570円) |
6銭 (600円) |
カナダドル円 | 5.9銭 (590円) |
5銭 (500円) |
ユーロドル | 2.3pip (約230円) |
2pip (約200円) |
主要通貨ペアを見てみると、「ループイフダン」の取引コストが圧倒的に安く、「トライオートFX」の取引コストが割高ということがよくわかります。
「トラリピ」との比較は以下の過去記事をご覧ください。
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トライオートFXの取引コストは割高なのかトラリピと比較
トライオートETFもおすすめしない
「トライオートETF」もおすすめしません。
おすすめしない理由はこちらです。
- レバレッジが1倍・もしくは最大5倍
- 自動売買は買い(ロング)からしか入れない
ご存知の方も多いと思いますが、FX(外国為替証拠金取引)の最大レバレッジは25倍です。
「トライオートETF」はFXと比較して、低めのレバレッジで取引することになります。
レバレッジ5倍だと、上の図のように10万円の資金で50万円分の取引ができます。
が、レバレッジ25倍だと、250万円分の取引が可能となります。
「どちらがいいか?」人それぞれ意見が異なると思いますが、「より資金効率のいい取引ができる」のは後者(レバレッジが高い方)です。
相場の急落時に、強制ロスカットに遠いのは、高いレバレッジで取引できる方です(*損失額は大きくなりますが)。
次が、金融商品としての大きな欠点。
「トライオートETF」の自動売買は「買い(ロング)」からしか入れません。
つまり、下落局面・下降トレンドに非常に弱い金融商品ということです。
「トライオートETF」「自動売買セレクト」での強制ロスカット祭りを伝えたシストレサイトの投稿はこちら。
・SNSで大損報告多数!トライオートETF 自動売買セレクトの問題点を検証
「トライオートETF」の銘柄は、株価指数をもとに構成されているものが多いです。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。
現在のNYダウ株価指数はかなりの高値圏にあり、(多くの銘柄では)これから先も上昇していってくれないと「トライオートETF」の自動売買で利益を出すことは難しいです。
NYダウなどの株価指数を取引できる他のサービスとして、ひまわり証券 くりっく株365の「ループ株365」というものがあります。
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日本の祝日・GWに日経225株価指数を取引する方法
こちらは「売り(ショート)」からも入れます。
また、「ループ株365」は「くりっく株365」を利用したリピート系自動売買なので、レバレッジは変動制で20倍~30倍程度で変動しています。
・ループ株365とは?リピート系FXとトライオートETFとの比較
「トライオートETF」の自動売買をオススメしない理由として、レバレッジが5倍までしかかけられないこと、買いからしか入れない(のに今のNYダウが高値圏に見える)ことなどです。
ループイフダン&トラリピタイアップ
リピート系FX比較はこちら。
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