当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
リピート系FX2社比較記事シリーズです。
はっきり言って取引コストが割高なインヴァスト証券・「トライオートFX」と他のサービスを比較する記事の第3弾です。
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トライオートFXの取引コストは割高なのかループイフダンと比較
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トライオートFXの取引コストは割高なのかトラッキングトレードと比較
今回の比較対象は私も150万円の資金で運用中のマネースクエア・「トラリピ」です。
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トラリピとは?元祖リピート系FX
※マネースクエアの公式ホームページへ飛びます
*記事の最後にタイアップキャンペーンのお知らせがあります。
共通通貨ペアのスプレッド比較
トライオートFXトラリピの両サービスにある通貨ペアのスプレッド比較です。
通貨ペア | インヴァスト証券・ トライオートFX |
マネースクエア・ トラリピ |
米ドル円 | 0.3銭 原則固定 |
3~4銭 |
ユーロ円 | 0.5銭 原則固定 |
4~5銭 |
英ポンド円 | 1.0銭 原則固定 |
6~7銭 |
豪ドル円 | 0.6銭 原則固定 |
5~6銭 |
NZドル円 | 1.7銭 原則固定 |
6~7銭 |
カナダドル円 | 1.9銭 原則固定 |
2~3銭 |
南アフリカ ランド円 |
1.8銭 原則固定 |
2~3銭 |
トルコリラ円 | 5.5銭 | 7~8銭 |
ユーロドル | 0.3pip 原則固定 |
3~4pip |
豪ドル米ドル | 1.4pip 原則固定 |
4~5pip |
NZドル米ドル | 2.0pip 原則固定 |
4~5pip |
スプレッドだけの単純比較をすると、「トライオートFX」が有利なように見えますが、取引コストで比較しないと意味がありません。
ここに「取引手数料が発生する」というのが「トライオートFX」をこれから始められる方が気づきにくい落とし穴です。
「トライオートFX」押しブログが取引手数料について詳しく書いているのでしょうか・・・。
「トラリピ」もかつては手数料がありましたが、2018年9月に無料化になりましたからね。
トラリピは取引手数料なし
両者の取引手数料です。
先ほども書きましたが「トラリピ」は取引手数料がありません。
が、「トライオートFX」は以下のように取引手数料が発生します(*自動売買注文時)。
取引数量 | 新規 | 決済 | 1,000通貨あたり |
1万通貨未満 | 2.0pips | 2.0pips | 片道20円 (対外貨は0.2外貨) |
1万通貨以上 10万通貨未満 |
1.0pips | 1.0pips | 片道10円 (対外貨は0.1外貨) |
10万通貨以上 50万通貨未満 |
0.5pips | 0.5pips | 片道5円 (対外貨は0.05外貨) |
50万通貨以上 | 無料 |
上の「トライオートFX」の取引手数料の表は1回の注文の取引数量です。
この記事をご覧いただいている皆様、1回の発注はどれぐらいの数量で取引を予定されていますか?
おそらく多くの方が1,000通貨~9,000通貨までの1万通貨未満だと思いますので、一番上の「片道20円×2=往復40円」の取引手数料が発生します。
「トライオートFX」は取引手数料無料キャンペーンなどは行っていないので、この表の取引手数料がまるまるかかります。
ポイント
・トラリピは取引手数料なし
・トライオートFXは取引手数料が高い
・トライオートFXは取引手数料無料キャンペーンがない
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共通通貨ペアの取引コスト比較
先ほどのスプレッドに、取引手数料を足して算出されるのが「取引コストの総額」です。
「トライオートFX」の取引手数料往復40円(1万通貨あたりだと400円)は、スプレッドに換算すると4銭とほぼ同じ意味です。
スプレッド+取引手数料を合計した場合の1万通貨未満時の総取引コストは以下の表で、トラリピ&トライオートFXの両サービスにある通貨ペアの総取引コスト比較です。
*1万通貨未満の取引時。かっこ内は1万通貨あたりの取引コストの総額。対円通貨ペア以外も計算をわかりやすくするために1ドル=100円で換算。
通貨ペア | インヴァスト証券・ トライオートFX |
マネースクエア・ トラリピ |
米ドル円 | 4.3銭 (430円) |
3~4銭 (300~400円) |
ユーロ円 | 4.5銭 (450円) |
4~5銭 (400~500円) |
英ポンド円 | 5.0銭 (500円) |
6~7銭 (600~700円) |
豪ドル円 | 4.6銭 (460円) |
5~6銭 (500~700円) |
NZドル円 | 5.7銭 (570円) |
6~7銭 (600円) |
カナダドル円 | 5.9銭 (590円) |
2~3銭 (200~300円) |
南アフリカ ランド円 |
5.8銭 (580円) |
2~3銭 (200~300円) |
トルコリラ円 | 9.5銭 (950円) |
7~8銭 (700~800円) |
ユーロドル | 2.3pip (約230円) |
3~4pip (約300~400円) |
豪ドル米ドル | 5.4pip (約540円) |
4~5pip (約400~500円) |
NZドル米ドル | 6.0pip (約600円) |
4~5pip (約400~500円) |
両者で取引できる11通貨ペア中、6通貨ペアが「トラリピ」の取引コストが安く、4通貨ペアが「トライオートFX」の取引コストが安いという結果になりました。
「トラリピ」の方がやや有利ですね。
過去のループイフダンやトラッキングトレードの時ほどではありませんが「トライオートFX」はやはり取引コストが高いリピート系FXと言えるでしょう。
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トライオートFXの取引コストは割高なのかループイフダンと比較
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トライオートFXの取引コストは割高なのかトラッキングトレードと比較
「取引コストだけ」でどちらにするか?を決めるなら、取引する予定の通貨ペア次第ということになるでしょう。
高金利通貨ペアの「カナダドル円」「南アフリカランド円」は「トラリピ」に魅力を感じますね。
補足説明
今回の比較では、1万通貨未満の取引時ということで算出しました。
もしも1回当たりの発注数量が1万通貨以上の方は、「トライオートFX」の方が有利な通貨ペアがかなり増えます。
大口トレーダーさんにとっては「トライオートFX」の方が取引コストが安い場合もあります。
次の項で限定特典のお知らせがあります。
最後に
今回は「取引コスト」で比較しましたので、「仕様面」はまたの機会に比較をしたいと思います。
個人的には「トライオートFX」を利用する理由は見当たりません。
一生使わないかも。
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スノーキー(小手川征也)のFX・暗号資産など中長期投資(不労所得)運用状況
「トライオートFX」は過去に利用していたことがあるのですが、取引画面が非常にわかりづらい。
また、「トライオートFX」にしかできないことといえば「コアレンジャー」ですが、あれをやるなら「トラリピ」でカスタイマイズした注文を出した方が良いかなと思います。
ポイント
・トライオートFXの操作画面はわかりづらい(個人的感想)
・コアレンジャーにも魅力を感じない
ということで、「リピート系FX」各社の比較記事をこれからも公開していく予定です。
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