当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
私もリアル口座・リアルマネー450万円の資金で運用している、アイネット証券・ループイフダン。
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ループイフダンとは?簡単選択型FX自動売買
以下の記事で、後日に追加したループイフダン設定例まとめを公開しています。
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スノーキー ループイフダン 設定例 まとめ
さて、記事のタイトルの本題ですが、過去は私も含め、多くのブログなどでも、ループイフダンでは豪ドル円での運用者が多かったと思います。
ですが最近はその流れが変わり、カナダドル円をおすすめ(や運用)しているブログなどが増えてきたように感じています。
YouTube上で、以下のような皮算用動画も公開しました。
豪ドル円よりもカナダドル円が人気が出てきた、その理由とは?
今回の記事ではB(買い)で、アイネット証券ループイフダンを運用する場合という前提で書いていきます。
*カナダドル円での運用を積極的にすすめているわけではありません。どの通貨ペアで運用を行うか?などの最終決定はご自身の判断でお願いします。
豪ドル円が人気だった理由
まずは過去にループイフダンで豪ドル円が人気だった理由。
- 米ドル円などよりも必要証拠金が少ない
- 値動きがそれなりある
- オーストラリアは日本よりも政策金利が高くスワップポイントもそこそこ高かった
ループイフダンなどのリピート系FXは、想定と為替が逆行した時にポジションがだんだん増えていきます。
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リピート系FXとは?魅力とコツ
なので、1ポジション当たりの必要証拠金が少ない方が、たくさんの想定変動幅(想定レンジ)を取れるわけです。
それが1番目の必要証拠金が少ないことのメリット。
そして2番目の「値動きがそれなりにある」「小刻みに動いてくれる」ことも重要です。
上下の値動きが新規注文→決済注文での利益を生んでくれるので。
3番目は次の項で。
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豪ドル円の魅力が薄れていった理由
ループイフダンなどのリピート系FXでの豪ドル円の魅力が薄れていった大きな要因は、米中貿易戦争の激化(とそれによる中国経済の後退懸念)です。
もともと、中国の経済指標などが悪いなど、中国で悪材料が出ると豪ドル(豪ドル円)が売られるという流れがあります。
その理由は「中国と関係が深い」ということですが、具体的にはオーストラリアの資源の輸出の相手国の一位が中国だということなどです。
そういった理由もあり、特に今年に入ってから激化している米中貿易戦争の余波を受けて、オーストラリアの通貨である豪ドルが売られ、豪ドル円が下落しました。
チャート画像はメタトレーダー4のものです。
特に83円ぐらいからの下落スピードはかなり速く、ただ含み損が増えていくだけの日々もありました。
もう一つの豪ドル円の魅力が薄れていった理由は政策金利の変更です。
「利下げ」です。
さっき(前の項)の3番目の魅力が薄れてきているという点。
2019年1月~5月までのオーストラリアの政策金利は1.5%で、その後1.25%に利下げし、さらに1%にまで利下げしました。
このことも、豪ドルの為替レートの押し下げ(豪ドル円の下落)の要因でしたが、何よりもスワップポイントが減額になってしまったのがFX運用としては痛いです。
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FX スワップポイントとは?
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カナダドル円の魅力が増してきた理由
カナダドル円の魅力が増してきた理由は、相対的なものです。
オーストラリア(豪ドル円に関係)だけでなく、ニュージーランド(NZドル円に関係)も政策金利を1.75%から1%に引き下げ、スワップポイントが減りました。
その点、カナダ(カナダドル円に関係)の政策金利は1.75%と比較的高い金利をキープしており、スワップポイントにも反映されています。
もちろん、トルコリラ円、メキシコペソ円、南アフリカランド円などの高金利通貨ペアと比較すると物足りないですが、国家や通貨の信頼度が違います。
カナダドルはFXの主要な通貨ペアの一つで、値動きも安定しています。
ループイフダンの主要な通貨ペアのスワップポイントを調査してみました。
*スワップポイントの情報は記事公開時点のものです。1万通貨あたり。政策金利などにより日々変動します。
通貨ペア | 買いスワップポイント |
米ドル円 | +65円 |
ユーロ円 | -19円 |
英ポンド円 | +30円 |
豪ドル円 | +20円 |
NZドル円 | +16円 |
カナダドル円 | +40円 |
主要な通貨ペア(取引量の多い)の中では、米ドル円に次ぐ買いスワップポイントです。
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米ドル円よりカナダドル円?
先ほどのスワップポイントの比較表をご覧いただいて、「米ドル円の方がスワップポイントが高いからカナダドル円よりもいいのでは?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
米ドル円の方が、取引量の多いメジャー通貨ですし、値動きもあるので、その考えも正解です。
が、米ドル円の為替レートはこの記事公開時点で107円~108円。
必要証拠金の目安は1,000通貨あたり4,330円程度。
カナダドル円の為替レートはこの記事公開時点で80円~81円。
必要証拠金の目安は1,000通貨あたり3,270円程度。
その他の注目ポイント。
米ドル円は今は安値圏にあるとは言えません。
この記事の公開時点ではリーマン・ショック後の安値の75円台よりも30円以上も高い位置に為替レート(108円-75円=33円)があります。
一方のカナダドル円は安値圏です。
リーマン・ショック後の安値の68円台まで13円(81円-68円=13円)ほどと、近いです。
安値圏まで近い方が、ループイフダンの始め時と私が思う理由などについては以下の記事で書きました。
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円高局面の方がループイフダン(リピート系FX)の始め時だと思う理由
ループイフダンの通貨ペア選びに関しては以下のレポートで書きました。
当ブログでは比較的初心者さん向けの記事は「ループイフダン入門」カテゴリにまとめています。以下の青色のボタンから飛べます。
ループイフダン設定例まとめはこちら。
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スノーキー ループイフダン 設定例 まとめ
次の項で限定特典のお知らせがあります。
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ループイフダンで、豪ドル円よりもカナダドル円が魅力的に見える理由(と、私が実際にカナダドル円で運用している理由)は以上です。
なお、政策金利の変動や為替レートの変動など、環境が変われば、その時その時でおすすめ通貨ペアはもちろん変化していきますよ。
設定を変更した場合や成績は不定期でこちらで公開していきます。
最新情報は随時発信しているので、当公式ブログやYouTube、Twitterなどのチェックしておいてください。
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