当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円は、どちらも中欧の通貨と日本円を組み合わせたFXの通貨ペアです。
この記事を最初に公開した2023年当時は、ハンガリーの政策金利が13%、チェコが7%という高金利環境にあり、スワップポイント投資先として両通貨が注目されていました。
しかし2026年8月現在は、ハンガリーの政策金利は5.50%、チェコは3.75%まで変化しています。
そのため、2023年当時のスワップや利回り試算をそのまま現在の期待値として使うことはできません。
先に結論を言うと、スワップ収入や資金効率を重視するならハンガリーフォリント円、国の信用力や安定性を重視するならチェココルナ円を比較しやすいです。
ただし、どちらも為替変動によって受取スワップ以上の為替差損が出る可能性があります。
結論|リターン重視ならハンガリーフォリント円、信用力重視ならチェココルナ円
| 比較ポイント | ハンガリーフォリント円 | チェココルナ円 |
|---|---|---|
| 政策金利 | 5.50% | 3.75% |
| 金利水準 | 高め | ハンガリーより低い |
| 国の信用力 | チェコより低い | 高い |
| スワップ狙い | 比較候補になりやすい | 利回りだけなら見劣りしやすい |
| 安定性を重視 | 為替変動に注意 | 比較的魅力あり |
| 国内FXでの取扱い | 主要通貨より少ない | 主要通貨より少ない |
どちらか一方がすべての面で優れているわけではありません。
「スワップ収入をより重視したい」のか、「国の信用力を重視したい」のかで選択が変わります。
2026年の政策金利はハンガリー5.50%・チェコ3.75%
2026年8月31日時点の政策金利は、ハンガリーが5.50%、チェコが3.75%です。
| 時点 | ハンガリー | チェコ |
|---|---|---|
| 2023年の旧記事 | 13% | 7% |
| 2026年8月 | 5.50% | 3.75% |
両国とも、旧記事を公開した2023年当時と比べれば政策金利はかなり低下しています。
つまり、当時の高金利を前提に作った年間スワップ期待値を、2026年の投資判断へそのまま持ち込むのは適切ではありません。
一方、現在でもハンガリーの政策金利はチェコより高いため、金利差という点ではハンガリーフォリント円の方がスワップ投資候補になりやすい環境です。
ただしFX会社が提示するスワップポイントは、政策金利だけで決まるわけではありません。
各社のカバー取引や市場環境などでも変化するため、実際の買いスワップを確認して判断する必要があります。
国債格付けではチェコの方がかなり高い
金利の高さだけでなく、国の信用力も比較しておきたいところです。
S&Pの長期外貨建て国債格付けでは、チェコはAA-、ハンガリーはBBB-という水準です。
この比較ではチェコの方が明確に高い評価を受けています。
高い政策金利はスワップ投資では魅力ですが、高金利になっている背景にインフレや通貨安への警戒がある場合もあります。
そのため「金利が高い国ほど安全」ではありません。
利回りを重視するならハンガリー、国の信用力まで含めて考えるならチェコ、という違いは2026年現在でも重要な比較ポイントです。
2026年8月のスワップ表示値を比較
実際のFX会社のスワップも確認してみましょう。
「LIGHT FX」の2026年8月27日のスワップカレンダーでは、「HUF/JPY LIGHT」の買いスワップ表示値は9.0、「CZK/JPY LIGHT」は5.0でした。
| LIGHTペア | 2026年8月27日・買いスワップ表示値 |
|---|---|
| HUF/JPY LIGHT | 9.0 |
| CZK/JPY LIGHT | 5.0 |
ただし、この9.0と5.0をそのまま比較して「ハンガリーフォリント円の方が1.8倍有利」と判断してはいけません。
「HUF/JPY LIGHT」は1Lotあたり10万通貨、「CZK/JPY LIGHT」は1Lotあたり1万通貨で、通貨そのものの為替レートも違います。
スワップ投資では、同じ運用資金・同程度の実効レバレッジで保有した場合に、どの程度のスワップを受け取れるかで比較する方が実用的です。
スワップポイントは日々変動するため、上記は2026年8月27日の一時点の情報です。
両通貨ペアを同じ口座で比較したい場合は「LIGHT FX」が選択肢になります。
「LIGHT FX」との限定タイアップキャンペーンはこちら。
-
-
LIGHT FX タイアップキャンペーン
為替変動リスクはスワップ以上に重要
高金利通貨のスワップ投資で一番注意したいのは、受取スワップだけを見てしまうことです。
例えば1年間で数万円のスワップを受け取っても、円高や現地通貨安によってそれ以上の為替差損が出れば、口座全体ではマイナスになる可能性があります。
ハンガリーフォリント円もチェココルナ円も、米ドル円などの主要通貨ペアほど国内で広く取引されているわけではありません。
相場急変時にはスプレッド拡大や流動性低下にも注意が必要です。
スワップ投資では「毎日いくら受け取れるか」だけでなく、「どこまで下落しても耐えられる資金設計か」を先に確認した方がいいでしょう。
ハンガリーフォリント円が向いている人
ハンガリーフォリント円が比較候補になりやすいのは、スワップ収入や資金効率を重視する方です。
- チェココルナ円より高い政策金利を重視したい
- 高金利通貨へ分散したい
- スワップの高さだけでなく低レバレッジでの運用も考えたい
- 為替変動リスクを取ってでもリターンを狙いたい
私は、ハンガリーフォリント円について資金30万円の過去設定例を2026年に再検証しています。
2023年当時の高いスワップを現在の期待利回りとして使わず、数量とロスカットまで含めて見直した記事はこちらです。
-



-
ハンガリーフォリント円スワップ投資30万円設定例|150万・200万・250万通貨を2026年再検証
チェココルナ円が向いている人
チェココルナ円は、単純なスワップ利回りではハンガリーフォリント円に見劣りする局面があります。
その一方、国の信用力を重視するなら魅力があります。
- 高金利だけでなく国債格付けも重視したい
- ハンガリーフォリント円より金利が低くても信用力を優先したい
- 高金利通貨を1通貨へ集中させず分散したい
スワップ投資では、利回りだけを最大化することが正解とは限りません。
低いリターンと引き換えに、別のリスク特性を持つ通貨へ分散する考え方もあります。
メキシコペソ円も含めて比較すると選びやすい
高金利通貨を探しているのであれば、ハンガリーフォリント円とチェココルナ円の2通貨だけに限定する必要はありません。
国内FXで長く人気のあるメキシコペソ円も比較候補です。
ハンガリーフォリント円とメキシコペソ円を比較した記事はこちら。
-



-
ハンガリーフォリント円とメキシコペソ円はどっちがいい?スワップポイント投資を比較【FX】
高金利通貨全体から選ぶならこの3記事も確認
ハンガリーフォリント円やチェココルナ円を検討している理由が、高いスワップポイントを受け取りたいからであれば、トルコリラ円も含めて比較しておくと選択肢が広がります。
最新のトルコリラ円スワップポイント比較はこちら。
-



-
トルコリラ円スワップポイント比較|主要12社の買いスワップ・スプレッド・建玉上限
資金別のスワップポイント投資設定例はこちら。
-



-
FXスワップポイント投資の設定例まとめ|トルコリラ円・メキシコペソ円など
FX自体が初めてで、高金利通貨のスワップ投資をこれから始める方はこちら。
-



-
トルコリラ円スワップ投資の始め方|FX初心者の必要書類・口座開設・会社選び
まとめ|ハンガリーフォリント円とチェココルナ円は目的で選ぶ
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円を比較すると、2026年8月時点ではハンガリーの政策金利5.50%に対し、チェコは3.75%です。
スワップ収入や資金効率を重視するなら、ハンガリーフォリント円を先に比較する価値があります。
一方、国債格付けなど国の信用力ではチェコの方がかなり高く、リターンだけでは決めたくない方にはチェココルナ円も候補です。
大切なのは、高いスワップポイントと為替変動リスクをセットで見ることです。
どちらを選ぶ場合でも、余裕を持った資金と低めの実効レバレッジを意識して運用することが重要です。
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円を同じ口座で比較したい方は「LIGHT FX」を確認できます。
当サイト限定タイアップキャンペーン一覧はこちら。
-



-
FX 限定タイアップキャンペーン一覧
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
FXには為替変動リスク、スプレッド拡大、スワップポイント変動などによる損失リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


