ループイフダン コロナ後の初心者 おすすめ通貨ペアは米ドル円豪ドル円カナダ円から変化？

当サイト管理人のスノーキーこと小手川征也です。

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ループイフダン入門ブログ記事シリーズ。

今回は初心者さん向けに「おすすめ通貨ペアは豪ドル円や米ドル円」で果たしていいのかどうか？について。

当ブログでは比較的初心者さん向けの記事は「ループイフダン入門」カテゴリにまとめています。以下の青色のボタンから飛べます。

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ループイフダンは20通貨ペアが用意されている

アイネット証券が提供する「ループイフダン」は以下の20通貨ペア・設定値幅が用意されています。

これはトラリピの13や「トライオートFX」の17と比較しても多く、また、取引コスト面(スプレッド＋手数料を加味した場合)でも優位性が高い通貨ペアがループイフダンには多いです。

FXブログやFXサイトで対円通貨ペアがおすすめが多い理由

新型コロナウイルスの感染拡大以前、(そして今も)FXブログやFXサイトでおすすめの通貨ペアとして人気だったのは「米ドル円」「豪ドル円」「カナダドル円」などの対円通貨ペアです。

対円通貨ペアとは「日本円」が絡む通貨ペアのこと。

対円通貨ペアがおすすめ通貨ペアとして多く紹介されている理由の一つにあるのが「馴染み深い」点です。

私たち日本人が使っている通貨の「日本円」を取引することは、それ以外の通貨・外貨同士の組み合わせの通貨ペアの「ユーロドル」「英ポンドドル」よりも「わかっているものに投資している」気持ちになりますよね。

サイト運営者はFX初心者さんにとって「よくわからない」通貨ペアである「ドルスイスフラン」や「米ドルカナダドル」などはおすすめしにくいのです。

ループイフダンでの米ドル円や豪ドル円などの魅力

コロナ禍以前に「ループイフダン」で人気だった「米ドル円」「豪ドル円」「カナダドル円」。

それらのB(買い)の場合は魅力の一つは「スワップポイント」でした。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、アメリカ、オーストラリア、カナダが利下げをしたため、魅力の一つ、スワップポイントは激減したのです。

それぞれの政策金利の変化は上の図のようになっています。

米国やカナダは、4カ月後には1.5％も政策金利が下がっています。

政策金利とスワップポイントは密接な関係にあるので、3通貨ペアともスワップポイントはかなり下がりました。

そのことにより、コロナ前と比較して、これら3通貨ペアのおすすめ度数は下がりました。

ただ、以前と比較して下がったというだけで「選ばない方がいい」という水準まで魅力が落ちたわけではありません。

ループイフダン運用における、スワップポイントの重要性はこちらの非売品・当サイト限定特典のレポートで書きました。

コロナショック以降豪ドル円のリスクの高さが際立った

新型コロナウイルスの感染拡大以降、前述の3通貨ペアの中でも、特にリスクが高いと再確認させられたのが「豪ドル円」です。

2019年1月3日に「フラッシュクラッシュ」と呼ばれる対円通貨ペアの急落がありました。

その際に強制ロスカット・大損をした方は「豪ドル円」のロングポジションを持っている方が非常に多かった。

私もその一人で、以下の非売品レポートでその対処法を書きました。

そしてその後、2020年3月にまた「豪ドル円」にて急落劇が起きました。

チャート画像はメタトレーダー4のものです。テクニカル指標はこちらをMT4上に再現しています。

しかも、2020年3月だけでも2回も。

つまり、2019年1月に1回、2020年3月に2回と1年3カ月ほどの期間の間に3回も暴落したのが「豪ドル円」ということです。

私は2020年3月に関しては豪ドル円のB(買い)をループイフダンで運用をしていたのですが、耐えることができました。

が、この出来事(3度の暴落劇)で「ループイフダンでおすすめの通貨ペアは豪ドル円」とはなかなか言えなくなりました。

「豪ドル円一本でやります！」というお声を聞くと「うーん」といった感じになってしまいます。

ループイフダン運用では、耐えられる設定にさえしておけば、急落の場面は利益につながるんですけどね。

ちなみに、コロナが世界中に感染拡大していく過程で「カナダドル円」や「米ドル円」の変動も大きかったのですが、「豪ドル円」ほど惨いことにはなりませんでした。

私はループイフダンで対円通貨ペアを避けるようになった

そして、私の個人のことになりますが「ループイフダン」運用では、対円通貨ペアを避けるようになりました。

現在は以下の記事で設定を公開していますが、対円通貨ペアは「カナダドル円」だけです。

「ドルスイス」「ユーロ英ポンド」「豪ドルNZドル」と組み合わせて運用をしています。

では「ドルスイス」「ユーロ英ポンド」「豪ドルNZドル」をループイフダンをこれから始められる方・初心者さんにおすすめするか？というと正直微妙ですね。

やっぱり「カナダドル円」あたりが無難な気がします。

「ループイフダンってこういうものなんだ。豪ドル円やカナダドル円よりも対円通貨ペア以外が良いな」とご自身で思われてから、そういった通貨ペアでの運用を検討される方が流れとしては自然かなと思います。

ただ、ループイフダン運用は初心者でも、FX取引自体は数年の経験があるのでしたら、最初から少しマイナーな通貨ペアで運用をするのも全然アリとは思いますが。

以下のループイフダン設定例まとめも参考にしてみてください。

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ということで、ループイフダン コロナ後の初心者 おすすめ通貨ペアは米ドル円豪ドル円カナダ円から変化？については以上です。

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